横浜スケッチ 風景画
★☆★ 田熊 順の横浜チャリスケッチ紀行 ★☆★
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今日の作品は由緒あるレストラン かをり です。
なかなか描いていて、雰囲気があっていいですよ。
ホームページの文章から拝借を
横浜市中区山下町70番地。 レストラン「かをり」本店の所在地です。
この地は、実は約130年前の幕末より、西洋に目を向けていた、
いわば進取に富んだ地区として、横浜の歴史にその名を留めています。
1861年(文久元年)、幕府はここを外国人居留地として造成。横浜居留地70番地としたのでした。
その後、オランダ人経営の外国人向けホテルが創業され、記念すべき日本でのホテル発祥の地となったのです。
ホテルのバーで外国人がウィスキーを楽しみ、ビリヤードに興じていた、と当時の外国人の日記に記されています。
もちろん、このあたりで供された食事は、洋食。文明開化の時代を迎えるほんの少し前に、
すでに洋食が日常化していたのでした。 ヨコハマは、洋食発祥の地としても、その名を留めていたのです。
さて、明治期に入ると、スペイン人の会社、デンマークとアメリカの合弁会社、
さらにはドイツ人経営の企業など、各国の商社が次々と設立。この70番地は、国際色豊かな地区となったのでした。
明治の後期になると、この横浜居留地70番地は、山下町70番地と改められ、
1921年(大正10年)には、三菱商事の横浜支店も開設されました。
外国の企業、日本の商社と、まさに貿易のビジネス地区へと変貌していったのです。
かをりの山下町70番地は幕末当時、居留地70番と呼ばれ、わが国初のホテルがあった洋食・洋菓子発祥の地です。
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最後まで読んでいただいて、有り難うございました。
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