バックハンドのフィーリング
読者の方から、「バックハンドが苦手で、フィーリングが分からない。」との質問を頂きました。そうですよね。僕も最初はバックで戸惑いました。
戸惑ったと言うよりは、はっきり言って僕の場合には、最初に習った(スキーのコーチになり始めの頃、強制的に夏の仕事を覚える意味で行かされました)コーチがいけないのです。
と言うのは、僕は中学校で卓球をやっていました。シェイクハンドで、テニスの薄いグリップ、コンチネンタルグリップだったんです。つまりそのままテニスでもバックハンドで通用するはずですね。
ところがその時のコーチは、僕のバックハンドの自然なスライス(自分で言うのもなんですが)を見て、「月岡さん、そんな打ち方はダメダメ」と無理矢理、トップスピンの打ち方に矯正されたのです。
まあ、当時はB.ボルグ全盛の時代ですから、無理も何のですが、僕はそこでプッツリとテニスをやめてしまいました。今考えれば、もったいない話でした。経費はスキースクールが出してくれたのですから。
理想的には、「月岡さん、スライス上手いですねえ。でもスライスだけですと、相手に攻められてしまいますから、トップスピンも練習しませんか?」と言ってくれたら、僕は今頃全日本制覇でしょうね。(^_-)~☆
まあそれはともかく、薄いグリップは面を感じやすい、フィーリングアップにいいんです。
包丁握りと言うか、キャベツの千切りをするようなつもりでラケットを上から自然に持ちます。そのままトントンって感じですね。
このグリップなら、フォアバックも同じ握りで、変えずに打てますから。
フォアは手の平、人差し指第3関節と言いましたよね。覚えておられますか?
バックは、どこでしょうか? 「指圧.の心は親心、押せば命の泉湧く」の親指の腹なんです。
ここでボールが当たる感じをキャッチしてください。バックハンドのフィーリングはここにあります。
そこでバックボレーの面と体の位置を出しておきましょう。
ご参考に
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コメント
チタンボレーさんへ。書き込み有り難うございます。
最近ボレーはもっと良くなりましたよ。
チタンからグラファイトへ、格上げです。
もうこれ以上、物質ではなくなってしまいそうです。
ただし、守るボレーを覚えましょう。
スライス面で、面を少し上向きにして、回転をかけます。
そこが開店休業になっていると困るんですよね。
投稿: 月さん | 2006年9月22日 (金) 09時03分
ブログ開設おめでとうございます。
毎日、拝見しますね~
投稿: チタンボレー | 2006年9月22日 (金) 08時55分