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2006年9月29日 (金)

テニスの全体像をつかんでフィーリング

☆フィーリング教室
 フィーリング,なんと気持ちのよい言葉でしょうか。皆さんがテニスの全くの初心者だとしたら、ただ感じろと言われたって、それは分かりませんよね。当たり前です。
 フィーリングを感じる前に,いい忘れていることがありました。皆さんの打ちたい見本を持ってもらいたいのでス。それをそのまま真似をするのではなくて、あくまでもイメージ、全体像をつかんでおくのです。
 テニスの上手な人、選手でもいいですから、こんな風に打っているなあと、全体像をつかんでおいて欲しいのです。目の前にコーチがあれば、コーチの打ち方でもいいですよ。その雰囲気を感じて、動きを、いいですか、フォームではなくて動きを真似しましょう。脚の動かし方、ラケットを引くタイミング、リズムを真似してください。コーチが打つタイミングに合わせて一緒にスウィングするのが、いいですね。
 野球の選手が、ネクストバッターズサークルで,素振りをしていますね。あれって、自分勝手にやっているようですが、ちゃんと相手投手の投球にタイミングを合わせているんですよ。
 ピンチヒッターがベンチ裏から急に出てきて、ヒットを打ちますよね。良くタイミングが合うと思いませんか? それは、ピンチヒッターの候補選手達は、ベンチ裏で、テレビのモニターを見ながら、投手のタイミングをしっかり頭に入れてあるからなんですよ。
 イメージはイギリスの成長株、今年R・フェデラーを破っている、A.マレィのバックハンドストローク、スライス。やはり、ボールを良く見ていますよね。R・フェデラーと同じように、視線を打点に残しているでしょう。キャリオカステップにも注目です。
 スライスの方がラケット面にボールを乗せる、イメージ、フィーリングをつかみやすいんです。
Murray_bs_slice_watch

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コメント

 早速のコメントありがとうございます。
 ああ、良かった。自分でもフィーリングの事を書いていながら、いつ書こうかと思っていたことですから。
 文章って、時間がひとつしか流れないから、ちゃんと筋道を立てて書かないと分かりにくくなってしまいますね。
 その点、レッスンなどの対面では、視聴覚を駆使して、イメージを広げることができますから。 
 雑誌の連載で、書いて(残念ながらこの時に気づくことは稀です)、雑誌になって読んで初めて、「あっつ、この事を先に書くべきだった」と気づくことが多いです。
 30年も書いているのに、ですね。
 反省、反省、これで半生終わってしまってはいけませんね。
 楽しみながら、適当に頑張ります。でも情報収集は、集中力で行きますよ。
 AIGオープン、見に行きたいなあ。R.フェデラーとM.ヒンギスですね。お目当ては

投稿: 月さん | 2006年9月30日 (土) 09時16分

フィーリングの話、今回で納得しました。と言うのは、おっしゃっているフィーリングは、テニスで大切だなあとは、常々思っていましたが、今ひとつ、ピンと来なかったのです。
それは、感覚はいいけれど、打ち方とかを、上級の方なら分かるのでしょけれど、初心の場合、どうやって新しいこと、打ち方を伝えるのかなあ、と疑問に思っていました。
全体像、打ち方はイメージとして先に見せるのですね。納得、納得です。
ありがとうございました。
これからフィーリングで上達目指します

投稿: ミーさん | 2006年9月30日 (土) 08時15分

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