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2006年10月 7日 (土)

ストロークとグリップ

☆ フィーリングを高めるために ☆
 スポーツの練習で、どうしてもフォームから入りやすいものです。分かります。真似する時に楽ですし、見本がありますから。
 でもちょっと待ってください。そのプレーヤーの体格、体型、特にグリップ、プレースタイルが同じですか?
 特に、グリップが同じことが重要なんです。フォームを真似る時に、スウィングを意識しますよね。このスウィングはグリップで大きく変わります。
スウィングの軌道は変わりますが、打点の時のラケットフェースはほぼ垂直です。かなりの厚いグリップでも垂直が90度として、せいぜいプラス5度くらい。ボレーのグリップで上向きでもー5度くらいでしょう。これを忘れないでください。
 フォアハンドストロークの例でお話しましょう。

最近多い、厚いグリップ
 グリップ名    スタンス     打点
フルウエスタン オープン      かなり前で上
ウエスタン    セミオープン   かなり前
セミウエスタン スクエアに近い  前
フォアイースタン スクエア     少し前
薄いイースタン  スクエア     やや前
コンチネンタル  スクエア     体の前

 厚いのから薄いのまでありますが、何度なんて決まりはありません。選手によって微妙に違います。でもインパクトの面は垂直です。こねることはありません。
 南米の選手、クレーコートのハードヒッター達は、グリップが厚いです。
 R.ナダル、R.ガスケなんてがよい例ですね
Gasquet_flying_fs

R.ガスケの普通よりもかなり高い打点なのにさらこのジャンプ。よっぽど高く叩きたいのでしょう。

L.ヒューイットが少し前の厚いグリップの代表でした
A.アガシはセミウエスタン 応用性が広いです。D.ナルバディアンの例です。

Dnalbandian_fs_imp

イースタングリップ テニススクールのコーチが多いですね。レッスンで言う、基本って、多分このグリップのことが多くなるので、お客様は分かりにくくなります。

Henman_fs_imp

T・ヘンマンがこのグリップに近いです。

コンチネンタルグリップ サーブ&ボレーヤーに多いですね。トッププレーヤーでもボレー、サービスではこのグリップにちゃんと持ち替えています。
 ストロークでは厚いグリップのV.ウィリアムスがボレーではきちんとコンチネンタルに持ち替えていますよ。

Vwilliams_fvo

 さあ、皆さんも自分のグリップを確認して、スウィングを調整してください。

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コメント

 写真ですか。
グランドスラムの公式ホームページからお借りしています
結構、いい写真がいっぱいありますよ。
自分でも試合で沢山撮影していますので、今度お見せします

投稿: 月さん | 2006年10月 7日 (土) 23時51分

 コメント有り難うございます。
 コロリン。楽しそうですよね。
僕も納得ですが、毎週変えようかなと。
タマちゃん喜ぶべく頑張ります。

投稿: 月さん | 2006年10月 7日 (土) 23時50分

ケロリに変わって娘が喜んで居ます。

投稿: グラファイトボレー | 2006年10月 7日 (土) 21時10分

 この写真は、どこからのものですか? 分かりやすい写真ですが、集めているんですか?

投稿: 勝ちゃん | 2006年10月 7日 (土) 15時20分

 フォアの打点はなんとなく分かりました。
 ハードヒッターが、どんな凄いグリップか
 ピンと来ませんが、打点が前のことは分かりました。
 そこで打ったらボールが皆クロスに
 行き過ぎてしまう感じがしますが
 調整は、どうするんでしょうか?

投稿: ためして打点 | 2006年10月 7日 (土) 11時26分

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