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2007年5月28日 (月)

サービスの回転を知る M・サフィン

 ロランギャロが始まりました。クレーコートの祭典です。クレーコートではサービスの威力が、かなり減ります。何故でしょうか。コートが砂ですから、ボールが弾む時に、滑り、反発を減らすからです。

 それでなくても、実は、時速200キロのサービスでも弾んだ時にスピードは半減、リターンする時は初速の45%位と言われています。それが、クレーコートでさらに5%減速します。

Kick
 ですからビッグサーバーが、ウィンブルドンほどは有利ではないのです。
 とは言え、テニスのサーバー優位は変わりません。今日はボールの回転についてお話をしましょう。
 M・サフィンのキックサービス、今、キックサービスを一番有効に、多用しているのは彼でしょう。

1: 1stサ-ブ、2ndサーブ
2:打ち方の分類 オーバー、アンダー、それがあるならサイドも

今日のメインテーマです。
3:ボールの回転  スピン、この言葉は曲者です。スピン spinだけなら回転の意味です。
Ser_4spin_mid
 ところが日本ではスピンをかける、と言うと、トップスピン、順回転をかけることを意味することが多いです。
 スライスサービス 横回転、正確には斜め横回転。安定性が良くなります。
   主婦の方のスライスのように、入れて行くのが目的のスライスサービスから、
   トッププレーヤーの1stサ-ブ、P.サンプラスのように速くて逃げるタイプ、
  J.マッケンローのように、切れていくサービスと沢山あります。

Federer_ser2_1
  R.フェデラー選手は右サイドで逃げていくスライスサービスを良く使います。
 フラットサーブ  言葉からは回転がかかっていないようですが、それでもかなりの回転量です。
   トッププレーヤーでは磁束200キロを裕に越えますが、
 一般プレーヤーでは、高い打点で叩くサービスの感じです。

 トップスピンサーブ 順回転で、2ndサービスに良く使われます。山なりの弾道で確率が高くなります

 キックサービス   アメリカンツイストサーブとも言いますが、強烈に跳ねるサービス

 リバースサーブ  スライスの逆回転です。軟式の選手が良く使います。
  サースポーのスライスサービスの感じ

 ハーフスピン   早いトップスピンのサービスで、造語です。

 ハーフスライス  これも同じく造語です。言いたい意味は分かりますが。

今日のまとめ
1:サービスの回転を意識しよう
2:サービスは全身運動で、手打ちは×
3:M・サフィンのキックサービス。R.フェデラーのスライスサービス




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コメント

コメント有り難うございます。
いろいろ言って頂いて助かります。
本人は良しと思って書いても、
読む方、見る方が分かり難くては、
ブログの意味はありませんから。
また、気づかれたらご指摘くだされば
助かります。

投稿: 月さん | 2007年5月30日 (水) 21時35分

アメリカンツイストサーブのフォロースルー良く分かりました。
R・フェデラーのサービスが安定感一杯ですね。
ところでサービスの4つの比較の画像が小さいのでもう少し大きくできるでしょうか?

投稿: サラットマフィン | 2007年5月29日 (火) 14時39分

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