スウィングとラケットフェース
☆ロランギャロ R.ナダルとL.ヒューイットの打ち合いから思う事☆
インパクトの面をイメージしよう。
R.ナダルの強烈ヘビートップスピン 受けるL.ヒューイット 高い打点のスライス
試合の中でのストローク。ラケットフェースの向き。
インパクトでは、基本的にどののショットでもラケットフェースは垂直でボールをとらえます。
このR.ナダルのフォアハンドストロークは、強烈なトップスピンをかけているために、
面が伏せられていますが、インパクトでは垂直、その前は逆に下を向いています。
そうです、インパクトに向けて、ラケットフェースがローリングしています。
これは誰でもできる訳ではなく、インパクトを正確にとらえる能力が必要です。
ですから一般プレーヤーはフォロースルーでもラケットフェースを少し垂直を維持するくらいで大丈夫です。
これだけ強烈なトップスピンをかけられると、ボールが大きく弾みます。手前に伸びて、上に跳ねます。
受け手のL.ヒューイットには非常に打ちにくいボールとなります。
本来高い打点で、ベースラインの中で勝負したいL.ヒューイットには防戦一方になってしまった訳です。
試合で同じストローカーの打ち合いなのですが、それだけボールの弾みで、
相手を追い込むことができるかどうかは重要です。
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コメント
http://www.youtube.com/watch?v=xNPaZj4yn00でフェデラーの華麗なるショットが多数、高速度カメラによる映像が見られます。よく観察していると状況によっては面が明らかに伏せられて打っているときもあります。5度の角度では画面からは判別できませんから、5度以上傾いています。月さんの言われる「写真では一部しか見れませんので高速のビデオでの撮影が必要です。」と言われる真意は、プロのショットを見ても一般人が行うよりもとても速いスイングで起きていることなので、参考にしてはいけませんということが言いたいのでは。
投稿: 太陽 | 2007年6月16日 (土) 14時34分
確かご指摘の通り、ボールの方向は、ボールが向かってくる方向、それに対してのラケットフェースの面の傾き、スウィングの方向で決まります。
結果的にインパクトで面が伏せられていたら、まずネットします。上を向いていれば、オーバーします。
ただトッププレーヤーはスウィングスピードが非常に早いので、ラケットスウィングの影響が大きく出ます。
結果的にラケットフェースは先回も書きましたが、順回転でプラス5度位まで。スライスでマイナス8度位までです。
一般プレーヤーがフォロースルーの面の向きだけを見て、それを真似するのが怖いです。
その事を分かりやすくするために、地面にほぼ垂直と書かせてもらっています。
写真では一部しか見れませんので高速のビデオでの撮影が必要です。
投稿: 月さん | 2007年6月15日 (金) 19時25分
テニス雑誌の連続写真を見ております。村上武資プロの模範ではインパクト時のラケットフェースは地面からの鉛直線よりかなり傾いた状態になっています。コリア選手の高い打点でのショット、これもラケットフェースが明らかに伏せられています。ヘンマン選手のネットに詰める際にライジングで打って出るショット、これもやや伏せ気味でラケットとボールインパクトを迎えている。ラケットフェースの角度はボール軌道と打ちたい方向およびスイング方向で決まるだけで、地面とは一切関係ないのではないでしょうか。
投稿: 太陽 | 2007年6月15日 (金) 06時56分
コメント有り難うございます。
ラケット面が垂直。
これは地面に対して垂直です。
トッププレーヤーのインパクトのラケットフェースを見れば分かりますが、インパクトではほぼ垂直です。+5~スライスで-7位の範囲です。
ただ彼らは、タイミングが良いので、インパクトの後ラケットフェースをトップスピンでは伏せていますので、その垂直部分が見えにくいんです。
投稿: 月さん | 2007年6月14日 (木) 18時11分
垂直というのは何に対してでしょうか?相手から近づいてくるボール軌道に対して?自分が打ちたい軌道に対して?それとも???これだけでは説明不足に感じます
投稿: ちょっとまずい | 2007年6月14日 (木) 09時36分
L・ヒューイット格好いいですよね。
今年はサービス快調、でもR.ナダルにはコテンパン。
どこが違うんですかね
投稿: オージー | 2007年6月 9日 (土) 16時47分