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2007年8月 7日 (火)

ダブルスは陣形だ 後衛陣を使いこなせ

サイトの読者の方から、後衛陣からの攻撃の仕方を 、もっと詳しく知りたい。
 そんな励ましのメールを頂きました。
じゃらんnet

★☆ ダブルスは陣形だ 後衛陣を使いこなせ ★☆
 雁行陣だけで、試合をしているとしたら、きっとこのソアレス.パスカル組の後衛陣からの攻撃は、
 目からウロコですよね。
 しかも、基本の守りが楽ですから、自分たちのペースで試合を展開できます。

 詳細は http://moon.sports.coocan.jp/  です。

 今日のポイント
  1:リターンゲームは後衛陣から始めてみよう
  2:ベースラインでしっかり守る
  3:そして相手が油断したら、前に詰める。これが重要

 ソアレス.パスカル組は、後衛陣の使い勝手名人。
 最近では、中国の晏紫、鄭潔組も、タイプは違いますが、ハードヒッターの男性的な後衛陣です。
 チリのオリンピック優勝ペア、F.ゴンザレス、N.マスー組のようなタイプです。
Sp_attack_1

 ソアレス.パスカル組の展開はそれはすばらしいものです。
 正確には、後衛陣から、積極的にに前に詰めて、相手を追い詰めます。

 A.クルニコワの強力ファーストサービスです。
 サービスはA.クルニコワ 右サイドからワイドにサービスを打ちました。
 1stサ-ブで、スピードがありますから、ソアレス.パスカル組は後衛陣で二人下がっています。
 クロスでハードヒットのラリーが続きます。
Sp_attack_2

 この状況では、Pソアレス.パスカル組の二人は、最初は下がって守り、様子を見ます。
 右サイドのR.パスカルがフォアで叩いて、深いストロークをA.クルニコワに返しました。

 A.クルニコワは良いサービスに安心して、下がったままです。
 M.ヒンギスはA.クルニコワがこの深いストロークをどう返すかを心配で、仲間を見ています。

 この仲間を見て、相手を見ていないのを、P.ソアレスが見て、スルスルと前に詰めました
 後衛陣から、中ものボールで、雁行陣に移動攻撃です。
 チャンスボールと判断するや、一人が前に詰めて、雁行陣に、そして最終的にポーチで仕留めます。
Ps_attack_3

 A.クルニコワは必死にクロスに返しましたが、コースレッスンが高くてセンター寄りで甘かった。
 すでに前に出ていた、ソアレスがポーチで、M.ヒンギスの足元に決めます。
Ps_attack_4

 後衛陣から見事な攻撃でしょう。

 一般プレーヤーへのアドバイス
 ソアレス.パスカル組の攻撃も良かったですが、M.ヒンギスが相手の動きによって、
 下がってブロックボレーで対抗したら、そう簡単には決められなかったと思われます。

 皆さんも参考に。
 プロのレベルではポーチは必殺です。ですから足元で十分に決まる速さがあります。
 しかし、一般プレーヤーのレベルでは、相手にブロックされると、逆襲されますから、
 オープンコートに抜くボレーを打ちましょう。

 今日の御教訓
  1:サーバーが下がっていたら、前に出るチャンス
  2:仲間を見ずに、相手の動きを観察
  3:オープンコートに抜くボレーを



 さあ、今回の後衛陣からの攻撃どうでしたか?
 素晴らしいでしょう。参考になさってください。

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コメント

後衛陣からの攻撃
よく分かりますね。写真にイラストが入り、より分かりやすくなりました。
ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします

投稿: テニキチ | 2007年8月 7日 (火) 08時27分

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