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2007年9月

2007年9月30日 (日)

AIGオープン T.ハースを忘れるな

★☆★ AIGオープン T.ハースは凄い ★☆★
うまいっ酢

 テニス スキー
 AIGオープンの本選が始まる前に、錦織圭選手がプロ入りを表明した。
Kei_nishikori
 13歳からニック.ボロテリースクールで研修。日本の期待の星だ。
 デビューの形も、さすが、R.フェデラー、M.シャラポワをかかえるIMGと感心する。

Aig
 注目選手を表にまとめたので参考にして欲しい。

 R.フェデラーが抜けて寂しいが、逆に優勝争いが混沌として、予想を立てにくくなっている。
僕の予想では、T.ハース選手を筆頭に上げたい。均整のとれた体。これぞテニスプレーヤーの感じ。
サービスは高い打点で
無理なく打つ
Thass_ser_ft_good

 サーブ&ボレーもそつなくこなすので、有明に合っているのではないか。
 2007年グランドスラムでの戦績
 シングルス:全豪ベスト4、ウィンブルドン4回戦、全米ベスト8
Thass_bs_low_ball

 バックハンドストロークは特に美しい。一般プレーヤーにも参考となるショットを見せてくれる。
プレースタイルはR.フェデラーに似ているし、バックハンドのトップスピンを除き、似ている。
Thass_low_bvo
 つなぐとき、決めるとき、守る時のスライスは特に安定をしてて、天下一品。
写真は全て、今年のロランギャロの時のもの。


ストロークはフォアはフラットに近い、ナチュラルトップスピン
バックハンドストロークはスライスで粘り、チャンスボールはトップスピンで叩く、模範的プレー
ボレーの上手さは特筆。
皆さんも参考にして欲しい。


最後まで読んでいただいて、有り難うございました。

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2007年9月29日 (土)

AIGオープン有明 フェラーの凄さ

★☆★ 月さんのAIGオープン観測気球 ★☆★ テニス スキー
テニス徒然草

お勧め100冊
Ferrer_bs_tb3_mid
AIGオープン、R.フェデラーが残念ながら欠場するが、実はその代役、D.フェラーはすごい選手なのだ。
日本ではあまり知名度はないが、今年の活躍は素晴らしい。
 先ほどのUSオープンでも、R.フェデラーと対決を前にした、R.ナダルをフットワークで破っている。
外人にしては、それほど大柄ではない。我々日本人に、大きな希望を持たせてくれる選手と言える。
Ferrer_fs_imp2_mid


  USオープンが始まるまる前までのATPの各部門でのポイントも、実はリターンゲームに関しては、R.ナダルと争っているくらいなのだ。
Return_vs_1st
 対ファーストサーブのポイントではR.ナダルと同率の1位。35%も相手からもぎ取っている。
 この点ではR.フェデラーよりも上のランクだ。

Return_vs_2nd
 そして凄いのが2ndサービスのリターンの成績だ。堂々の1位。リターンと言えばのチャンピオンのR.ナダルを差し置いての1位。
 しかもR.ナダルに2%の差をつけている。
 2ndサービスではR.フェデラーは52%で16位。
 つまりD.フェラーはすごい選手なのだ。


最後まで読んでいただいて、有り難うございました。
次の配信をお楽しみに!

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2007年9月27日 (木)

スポーツの上達のコツ

★☆★  上達する人 それなりの人 その違いは ★☆★
 テニス スキーcomを参考に



 毎日のようにレッスンをしていますが、面白い事実気に気づきました・
 テニスのセンス、タッチのある方って、テニスを全く初めての初心者の時から、そのセンスが見えるんです。
 運動経験の多い方が、可能性としては多いですが、運動経験が全くなくても、センスがある方はいらっしゃいます。
Good_catch
 フリスビー犬、凄いでしょう。
 我々人間は、普通はの人はフリスビーの曲がりに合わずに苦労します。

 その方達には、何か雰囲気があります。
 まず、レッスンの時間前に到着していて、レッスンの雰囲気を掴んでいる。
 コーチの話を良く効いて、すぐに真似をする。
  一般の方は、お話をしていると、聞いているようで、頭でだけ理解して、動いてみると、結局分かっていないことが多いです。
Fy0518
イチローの動きなども良い見本ですね、

 例えば僕が、見本のスウィングをすると、すぐにご自分でもやってみています。
 普通の方は、ラケットを胸に抱えて、フムフムと、そんな事言われなくても分かっているのに、といった感じ。
 それからこれが大事なんですが、ボールが来たら、多少遠くても、自分でとりに行こうと動きます。
 他の人が打っているのをよく観察しています。
 普通の方は、自分だけ打ったら、次の順番までお休み。

Photo_3


 そうそう、センスのある方は、他の方ともすぐに友達になれますね。
 こんな社交性も関係するんでしょうね。


最後まで読んでいただいて、有り難うございました。

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2007年9月26日 (水)

ストローク上達法

★☆★ ストローク 上達法 ★☆★  テニス スキー
ハレイワスーパーマーケット

今日のポイント
1:ストロークは自分の自然なグリップで
2:イメージの湧くものは真似る
3:ただし、自分の体型、グリップ、プレースタイルに合わせよう

 皆さんがテニスを始めるときに、最初に打つのはストロークが多いですよね。
 それもフォアハンドストローク。
 いろいろなグリップの打ち方がありますが、僕は、ご自分で自由に持って、フォアを打ちやすい持ち方でいくので良いと思います。
 今までの、スポーツ感覚のなかで体が自然に持ってくれますから。
 自分を信頼して、自然にラケットを持ってください。
Kids_spin_grip_mid

 子供たちのレッスンを30年以上やっていますが、グリップを強制的に教えても、やりやすいように自然に戻ります。
 最初から薄いグリップの子。この子達は最近激減ですが、タッチが良い子に多いですね。
 ミニテニス、ラリーもつながります。
Prince_player

 漫画の影響でしょうか、厚いグリップで振り回してくる子が最近増えています。
 漫画の中のシーンで、自然と厚いグリップでハードヒットしているのが目に焼きつくのでしょう。
  昔は、テニスを習う時は、フォアバックとも持ち替えるイースタングリップでした。
 でも今は厚いグリップが主流です。
 ここ5年くらい、ジュニアのレッスンがすごく楽になっています。なぜだと思いますか?
 それは子供たちが、テニス用語、カウント、下手をするとタイブレークのことまでよく理解しているんです。



最後まで読んでいただいて、有り難うございました。
次の配信をお楽しみに!

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2007年9月25日 (火)

サービスと身長の相関関係

★☆★ サービスと身長の関係 ★☆★
 テニス スキーcom

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 昨日はデータのみのページで読みにくくなかったですか?
 言いたかったことは、サービス力が男子シングルスでは重要。
 速さはサービスエースの量産に直結する
 しかしR.フェデラーはそれほど速く、無くてもサービスエースが多い、
そんな点でした。
Doubles_i_formation

 デビスカップワールドグループ入りをかけたルーマニア戦、
 あまりの悔しさに、サービスと身長のデータを比べてみました。
 やっぱり、って感じです。
 B.ハネスク選手、もう一人の若い選手もなんと身長198cm
 A.パベル選手でも185cm
日本では一番背が高い、添田豪選手で177cmですから。
170cm
 そこで身長と、サービスの打点の高さを考えてみました。
 僕は身長が170cm、正真正銘の日本人の代表的体系、ですから、いろいろ基準の値を出して見ましょう。
 腕の長さは61センチありますが、サービスと身長を考えると,頭の上から腕の長さは30センチ高くなります。
 ラケットの長さは70センチありますが、グリップとスウィートエリアの長さは50センチです。
ですから僕がそのまままっすぐに腕を伸ばしてラケットの打点の高さは50+30cm=80cm
さらにサービスの時に肩の入替をします。これでなんと15cm高くなります。
通常男性はサービスのときに自然にジャンプしていますが、これが5~20cm 、人によります。
通常では10cmと思えばいいでしょう。
身長170cmの僕でも腕を伸ばして、ジャンプして肩の入替をすれば100cmは高いところで打てます。
インパクトの打点の高さは270cmです。身長の6割アップの高さで打っている計算になります。

 さて、この計算値を基準に、日本の代表鈴木貴男選手と、ルーマニアの長身サーバーB.ハネスク選手を比べてみました。
Photo
 これがその表です。

Photo_2
そしてサービスのインパクトの写真からイメージを出してみました。
サービス力って、身長が大きいですよね。

テニス徒然草
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最後まで読んでいただいて、有り難うございました。

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2007年9月24日 (月)

日本人に身長が欲しい

サービスエースと身長
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 デビスカップ、ワールドグループ入りをかけたリーマニア戦、残念ながら、2勝3敗で敗れました。
 ルーマニアには失礼だが、ワールドグループ入りの、チャンス到来だったのですけれど。 
 アジアゾーンでもラッキーだった、P.スリチャパン、D.ウドムチョクのいないタイを破って、千載一遇のチャンスだったハズでしたが、残念。
 友人が大阪まで出かけてデビスカップを見た印象として、最終的に彼らはサービスゲームで一つはサービスエースを取れる実力がある。そこの差が大きかったと話していた。

 少し前に、女子選手の例から、身長とサービス力の関係を書きました。
 今日は男子のサービス力を統計から書いてみましょう。
 男子のテニスこそ、サービス力の格闘技と言えます。
 ラリーのつながる試合が面白いか、バシバシサービスエースの決まる試合が面白いか、
 それは意見が分かれるところですが、
 男子シングルスの魅力の一つにサービスエースがあることに間違いはないでしょう。
 僕は、B.ボルグとJ.マッケンローのパッシングショット対、サーブ&ボレーヤーの対決が一番面白いですけれど。

 グランドスラム統計シリーズ

 USオープンの数字から
 統計って面白いですね。たかが数字ですが、されど数字
 でも見方によって、数字の出し方によって、意味している事が全く違ってきます。
 そんな事実をお見せしましょう。

 今年のUSオープン、サービスエースの統計を見ると、すごいことが起きています。
Photo
 一番サービスエースの多い選手は誰だと思います?
 R.フェデラーです。R.フェデラー選手はダブルフォールトは極端に少ないですが、サービスエースの数で一番になることは今までありえませんでした。

定番のサービスエース量産選手と言えば
 I.カルロビッチ
 I.ルビチッチ
 そしてA.ロディックでしょう。
 それがA.ロディックを抑えてのチャンピオンです。

 なぜR.フェデラーがチャンピオンなのでしょうか?
 それはもちろんR.フェデラーのサービス力アップもありますが、優勝までの7試合を合計しています。
 単純に試合数が多いからです。

 次の表を見てください。
Photo_2
 これは、試合数と1試合平均のサービスエースの数を出してみました。
 すると、
 1位 I.カルロビッチ 1試合平均 38個
 2位 I.ルビチッチ  1試合平均 23.7個
 3位 J.アイズナー  1試合平均 22個
 4位 F.ロペス    1試合平均 16個
 5位 A.ロディック  1試合平均 14.4個
 となり、優勝のR.フェデラー、1試合平均10.7個 準優勝のN.ジョコビッチに至っては、1試合平均9.4個とかなり少ない事が分かります。

 通常はUSオープンのコートサーフェイスは速く、サービス力は、実はウィンブルドンよりも勝敗を左右する要因でした。
 それが今年は、コートサーフェイスが遅くなったせいもあり、サービス力の影響が少なくなったのも原因でしょう。
 アメリカ期待のA.ロディックのサービスエースの数が激減しているのが、それを象徴しています。
 まあ、I.カルロビッチ、I.ルビチッチ、M.アンチッチの3チッチは、サービスキングであることには変わりはありません。


 次の表は、サービスの速さの順番に並べてみました。、
Photo_3
 A.ロディックの234キロを筆頭に、男子ではかなりの選手が220キロを越すサービスを打っています。
 凄いですね
 その速さの表は、かなりサービスエースの1試合あたりの平均の数の上位選手と共通点が多いところが面白いでしょう。
 注目選手がJ.アイズナー 皆さん知らないでしょう?今年の8月にはランキングを27位まで上げているアメリカの選手。
典型的なサービス力主体の選手で、それもそのはず身長206センチ. これはATP所属の選手の中ではI.カルロビッチの208cmについでの長身だと思います。
3回戦でR.フェデラーから1セットをもぎ取っています。
その時のサービスエースの数は18個。R.フェデラーから18個だから凄いです。
 しかしそれでもR.フェデラーは全く動ぜず、残り3セットは楽勝なのがさらに凄い。


最後まで読んでいただいて、有り難うございました。こんな統計楽しんでいただけましたか?
僕は統計からどんな要因がかつ要素なのかを研究し続けています。

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2007年9月22日 (土)

サービス力アップ

★☆★ テニスはサービスから ★☆★ テニス スキー
海外航空券ならJTB

 前にもご紹介しましたが、身長と、テニスのサービスの速さ、サービス力には相関関係があります。
 身長の優位さは仕方がないのです。
Photo_6

 杉山 愛、J.エナン、S.ウィリアムスを身長と、予想の打点の高さを示してみました。

我々日本人は上に振り抜く、トップスピンサーブを基本とする必要があります。
トップスピンサーブと言っても、キックサーブまで行きません。
自然と順回転がかかる、その分だけの下から上にの振り抜きで十分なのです。

ところが、お客様に多いのですが、特に自己流の主婦の方に多いのですが、
Grip_f_eastern

フォアのストロークのグリップでサービスを打つと、
俗に言う、蝿叩き、サービスになってしまいます。
 主婦の方に多いフォアのイースタングリップです。ストロークにはいいですよ。

ですから、サービスには少し薄めのグリップ、コンチネンタルグリップが最適なんですが、
これが、なかなか慣れにくいんです。
Grip_continenntal

少しずつ自分で慣れるしかありません。
コンチネンタルグリップに慣れたときに、良いサーバーとしての皆さんの将来が見えてきます。
 これがコンチネンタルグリップです。
 サービスと言えば、P.サンプラス この方をイメージしてください。
Psamprasser
 
ストロークのグリップはいろいろですが、ボレー、サービスのグリップは薄め。
健康のための、塩味と一緒ですね。



最後まで読んでいただいて、有り難うございました。
次の配信をお楽しみに!

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2007年9月20日 (木)

サービス上達のツボ

★☆★ 肘は上げる?下げる? ★☆★ テニス スキーcom
キャリア査定

Sampras_ser_good_mid
サービスと言えばこの人P.サンプラス選手です。良く肩を回しています。
僕はサービスのレッスンに特に自信があります。
自分が最初上手くできなくて、上手なプレーヤー、トッププレーヤーを見て、データを取って、研究したからです。
実験も一杯しました。打ち過ぎて肩も痛めました。

サービス上達の要点をまとめましょう
 1:サービスは全身運動、円運動
 2:サービスのエネルギー源は脚部の曲げ伸ばしにあり
 3:2ndサービスの延長がファーストサーブだ。

 雑誌にも良く書いてあります。でも雑誌の解説は、トッププレーヤーの写真を見て、その断片を説明しているものが多いのです。
 また、解説している方が、元、トッププレーヤーですから、上達する過程を、把握していない場合が多いのです。
 テニスというか、スポーツはすごく科学的で、合理的です。
 確かに勘も、経験もありますが、多くの人に当てはまる真実それは、科学的な根拠があります。

良くレッスンでコーチが言う言葉です。
「肘をもっと上げて」
「肘を下げて」
さあ、どちらが正しいのでしょうか?
 実は両方正しいのです。
 肘を一度上げて、それから下げて、もう一度上げるのです。
 肘だけの動きを見れば直線運動です。
 でもその先の、腕とラケットの動きを見れば、曲線運動、円運動なんです。
 直線運動を、曲線運動に変えて、円周分、遠心力を使ってスウィングスピードをアップするのです。
2type_ser_hi


 ストローカーS.グラフ選手とサーブ&ボレーヤーT.ヘンマン選手を比較したイラスト、

Ser_seq_mid
 そしてR.フェデラー選手の連続写真を紹介します。

 ここでひとつだけ注意しなくてならないのが、トッププレーヤーはクイックで打つことが多いので、
ラケットを担ぎ上げる時に、肘を上げずに、肘の下がったままから一気に振り抜いています。
パワーがあるからできる技です、
一般プレーヤーの方は、一度ラケットを上げて、肘も高く上げましょう。
そこからラケットダウンしながら一気に肩を回すんです。
ラケットが落ちる自然の力を利用します。
 練習で注意して欲しい事があります。
それはほとんどの方がファーストサーブの練習をして、より速く、強く打とうとします。
で結局打つのは2ndサービスなんです。
 そこでこう考えてください。
 普段は安定して入る2ndサービスを練習します。
 そのまま、速くして、コースを狙ってファーストサーブにするのです。
これは大きな発想の転換ですよ。
お試しを。

月さんの親友 田熊 順さんが NHK文化センター 横浜ランドマークで絵画教室を
横浜、鎌倉風景画スケッチです。



よろしくお願いします

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2007年9月19日 (水)

サービスの基本は 投げること

★☆★ サービス論 ★☆★
 サービスの要素、投げる 詳しくはテニス スキーcomをご覧ください
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今回のUSオープンでM.シャラポワの不調でがっかりした人が多いと思います。
Ms_ser_seq_mid
M.シャラポワ調子の良い時のサービス 全身のバネが効いています
彼女の去年のUSオープン優勝の原動力は、
男子トッププレーヤー並みのサービス力を維持したからなんです。
その原因は、そう、サービス。これは一般プレーヤーにも当てはまる事実なんです。
サービスほど、好不調の波がはっきりと現れるショットはありません
調子が良い時は、彼女の身長188cmなら、野球の投手のイメージで投げ込む事が可能です。

「ピッチングのイメージでサービスを」
Mid

月さんが投球をサービスのイメージで示しています

これは雑誌などに良く書いてありますよね。
しかしサービスと投球にイメージは違うのです。
上半身の身体のイメージとしては合っています、
野球とテニスの違い、投手の立つマウンドは、高くなっています。
つまり投手は投げ下ろすことができます。
 でも、よくかんがえてみてください。
サービスを投手になったつもりで投げ下ろしたら、速いでしょうけれどネット直撃ですね。
 そこでサービスに投球を応用するには、少しのイメージ変化が必要です。
 投げ上げる感覚が必要なんです。
Photo
その点では、投手のイメージよりは、イチローのバックホームのイメージが正しいんです。

 そこで月さん、お勧めの必殺練習法
Moon_ser_slice_sit_low
 このように膝を曲げてのサービス練習が効果的。
打ち上げるイメージが身体にしみついてくれる。

 ところが、今年のM.シャラポワ、ランキングは、なんとか維持しているものの、好不調の波が大きいです。
 大き過ぎますね。
今日のサービスは調子がいい、なんて思っていた矢先にいきなりダブルフォールトの連発。
サービスの好不調はそのままゲームに大きく影響します。
ましてや皆さんのプレーするダブルスならなおさらのことです。
M.シャラポワの敗因は、長身を活かそうとして、高い打点で叩きに行ったこと。
彼女の身長188センチをもってしても、理論的には、まだ打ち上げる必要があるのだ。
我々日本人の体型から言ったら、フラットでエースをなんて考えは諦めて、ナチュラルトップスピンサーブを基本とすべきでしょう。
 見本としては、この人T.ヘンマンです。
 引退するそうですが、残念ですね。
 非常に美しいフォーム、無駄のない流れの表れです。
Henman_ser_ideal_2

月さんの 奇天烈発想ブログ 面白真面目 もごらんください

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最後まで読んでいただいて、有り難うございました。
次の配信をお楽しみに!

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2007年9月15日 (土)

サービス力加減

★☆★ サービスの力加減を ★☆★ テニス スキーcom
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USオープン女子のサービスの研究です。
V.ウィリアムス、S.ウィリアムスのサービスは男子並と言えますから、別格として、
ほかの選手を参考にしてみましょう。
ただしS.ウィリアムスの動きはスムーズですからイメージとして紹介しましょう。
Swiliams_ser_total_mid

 最速のスピードは男子のA.ロディックが234km/hを出しています。
身長、体型、スピードセンス、運動連鎖と全てがサービスに向いているのでしょう。

 女子のサービスからは一般プレーヤーの方に参考になるところが沢山あります。
 サービスの限界スピードを上げましょう。
体力トレーニングも大切ですが、インパクトのタイミングが一番大事です。

 自分のフルパワーを100として、試合の時の1stサ-ブ、2ndサーブの力の入れ具合を、イメージしてください。
 どれ位の比率になっていますか?
 僕がレッスンをみていると、皆さんのサービスは、
 1stサ-ブを100%で打って、2ndサーブは50%以下になっているような気がしてなりません。

☆スピードの比較
Photo
 確かに上位の選手の最速サービスは180キロ近く。凄い身体能力です。
 身長167センチのJ.エナンは特筆ですね。
 でも1stサ-ブの平均スピードが一番速いのは、準優勝したS.クズネトバです。
 2ndサーブでは横一線、V.ウィリアムスも杉山 愛もそう変わりません。
 2ndサーブのJ.エナンのスピードが光りますね。

☆どく位スピードが違うのか
最速のサービスに対して、1stサ-ブ、2ndサーブの差がどれくらいあるかを、違うグラフで表現しました。
Photo_2
 1stサ-ブ、2ndサーブの考え方の違いが一目瞭然ですね。
 S.クズネトバは1stサ-ブをほぼフルパワーで打っています。珍しいケースです。
 A.イワノビッチはパワーがあるのに1stサ-ブをかなり落として打ています。ダブルセカンドの感じですね。
 一般プレーヤーの方に参考にして欲しい力配分です。
 杉山 愛がサービス力の底上げができていることが分かります。
 彼女はサービス力が弱点でしたから。

☆サービスの力加減 2ndサーブがポイント
Photo_3

皆さんに感じ取って欲しいのが、
最速のサービス、フルパワーから、1stサ-ブ、2ndサーブとどれくらいの力加減で打っているかの比率表示です。
フルパワーを100とすると、大体1stサ-ブは80-90%で打っていることが分かります。
2ndサーブは65-70%ですね。
 この数字、皆さんにも参考になります。

 皆さんのフルパワーのサービスを打ってみてください。
 多分ほとんど入らないと思いますが。
そこから、80㌫位を、1stサ-ブに、そして70%を2ndサーブにしてみてください。
ダブルセカンドの感じで行くのであれば、1stサ-ブも75㌫位に落として、2ndサーブを上げましょう。
この力加減でサービスをコントロールしてみてください。


最後まで読んでいただいて、有り難うございました。
ご意見をお聞かせいただければ幸いです。月さん

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2007年9月13日 (木)

サービスの速さと身長 相関関係

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今回のUSオープン 女子シングルスの優勝はJ.エナンでした。
Heninser_ft2
第1シードですから、強いのは当たり前ですが、
彼女の身長いくつだかご存知ですか? 
たったの167cm .これは我々日本人の女子のスポーツ選手の身長と同じ、
いえ、むしろ低いくらいです。

僕はずっと以前から、グランドスラムの選手の資料をまとめています。
それで行き着いたのが、サービスの力と、身長の高さの相関関係なんです。
今までは、明らかにその関係がありました。
特にウィリアムス姉妹がトップを取っていた頃です。
しかし、今年は、それほど大きな、以前ほどの相関関係は見られていません。
Us07ser_speed

今回のサービスの特徴のある選手の統計を取ってみました。
スピードの上位の選手
試合で上位に行った選手
比較対照として日本人を代表して杉山 愛、森上亜希子選手です。
確かに最速サービスは身長の高い選手が出しています。
でも試合で使うのは、ファーストサーブ、セカンドサーブです。

草テニス大会を考えれば、一般プレーヤーにはセカンドサーブが重要課題でしょう。

次の表は、最速サービス、ファーストサーブ平均速度、
07usser1_2_best

セカンドサーブ平均速度の分布を大体ですがまとめてみました。
どうです。面白いでしょう。
右の最速サービスの分布は右肩流れ 身長を相関関係があります。
真ん中のファーストサーブの平均速度は、相関関係が若干見られます。
そしてセカンドサーブの平均速度に関しては、相関関係は見られません。
最速サービスでV.ウィリアムスは207km 杉山 愛は167kmで40キロも差があります。
しかしセカンドサーブではV.ウィリアムスでも142km、杉山 愛137kmでたったの5キロしかありません。

 その点J.エナンは最速188km 、ファーストサーブ平均169km セカンドサーブ平均140kmと身長の割りに、
安定して速いのです。
ここに、今回のJ.エナンの強さが見つけられます。
セカンドサーブは女子では、相当にペースダウンするんです。
ですから、セカンドサーブの強化ができれば、試合に強くなると思いませんか?


最後まで読んでいただいて、有り難うございました。
テニス徒然草 もよろしくお願いします

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2007年9月11日 (火)

グリップとテニス グリップチェンジ

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 USオープンが終わった。R.フェデラーの結局は圧勝で強さが目立ったが、
若手が伸びてきている。
 若手と言えば、ストローカーが多く、
 厚いグリップで後ろからがんがんハードヒットしていくる。
 当然、テレビを見ている若者たちは自然と厚いグリップになじんでくる。
 
 しかし、注意して欲しい事がある。
 それは、ストロークは厚いグリップでも良いが、
 ボレー、サービスは、全員薄いグリップ、コンチネンタルグリップで握っている事だ。
 何故か、それは薄いグリップのほうがラケットの面を感じ易く
 タッチショットに向いているのだ。
Photo

 グリップとショットの関係を表にまとめてみた。
 頭の中で整理して欲しい。

 ちょうどグリップが分かりやすい画像がある。
 しかもダブルスなので皆さんに伝わりやすいだろう。
 まず中村藍子、藤原里華ペアのグリップに注目して欲しい。
Mid_2


 前にいる中村藍子はボレーの準備で当然薄いグリップ、
 コンチネンタルグリップで構えている。
 コーチがよく言うアドバイス、
 「ラケットを立てて!」がこの状態だ。
 ストローカーの藤原里華は
 厚めのセミウエスタンで待っている。
 泡良くば、サービスがフォアに来たら
 叩いてやろうと言う姿勢だ。
 いずれにしてもショットによりグリップがしっかり分かれている。

 次は、杉山 K.スレボトニク組をベスト8で破って
 優勝した、N.デシィ、D.サフィーナペアだ。
Mid_3


 D.サフィーナは強力なストローカーで厚いグリップが得意。
 でもボレーなので薄いグリップ、コンチネンタルで、
 速い対応に備えている。
 しかるに、ベースラインにたつN.デシィは
 絶対にフォアで回り込んで決めてやろうと、
 超厚いグリップで待ち構えている。
ラケットフェースが水平になっているのが良く分かる。

USオープンのお洒落なウエアを
 面白真面目で紹介!


最後まで読んでいただいて、有り難うございました。
次の配信をお楽しみに!

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2007年9月 9日 (日)

USオープン、懐かしの名選手

★☆★ USオープン、懐かしの名選手 ★☆★
じゃらんnet

USオープン、いよいよA明日の早朝、R.フェデラーとN.ジョコビッチの1戦が始まります。
N.ジョコビッチの体調が少し心配ですが、D.フェラー戦では、疲れきっていましたね。
 でもここぞのポイントは集中力で決めました。
 若いのにさすがです。

 USオープンなどのグランドスラムでの楽しみは、ジュニアのイベント、そして、今日御紹介する、シニアの試合です。
 減益を離れた元のトッププレーヤー、そうそうたるメンバーが対戦します。
 でもムードは和気藹々、楽しい雰囲気です。
Le_conte_fs

 僕がテニスを始めた頃の、有名選手が、ここでは活躍しています。
 誰だか分かりますか?
 最初は、この人
 フランス人で、奇抜なショットを連発する、アランドロン似の選手、ラコステのウエアで有名ですね。

Smith_pair
 次の二人は難しいですよ。夫婦ですが。
 男性が超有名、
 フィッシャーのラケットを世に広めた人。
 サイバービジョンのモデルになっていて、感激してビデオを何回も見ました。
 その影響で、ビデオ好きの僕があります。

 この方は分かる人が多いのでは?
 確か、つい最近まで現役をやっていましたよ。
Martinez

 今回の試合では、M.ナブラチロバと対戦です。楽しみですね、
ビリーズブートキャンプエリート

最後まで読んでいただいて、有り難うございました。
次の配信をお楽しみに!

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2007年9月 7日 (金)

ダブルスの陣形 戦略

★☆★ 変則陣形に慣れよう ★☆★

 テニス楽しいですね。
 ダブルス、仲間とプレーして、爽快感と、スリル。
 はまるとやめられません。

Db_if2_re


 今回は変則陣形の妙味をとくとご覧にいれましょう。

 この記事は2007年USオープンです。

 2010年 ウィンブルドン
 このページで紹介した、変則陣形が男子ダブルス、女子ダブルス、ミックスダブルスと
 全く自然の様に使われています。

 ダブルス、陣形の変化ですね。
 雁行陣に固執していると勝てませんよ!
 全米オープンは 

 Tennis 情報はテニス スキー

 ダブルスの基本陣形の知識


 全米オープン ミックスダブルス決勝で、

 Mr.ネットプレーヤー ネットハンターM.ミルニーヴV.アゼレンカ組が優勝。

 M.ミルニーのネットの動きは魔術師のようです。
Mix_final_milny

 いろいろなプレーヤーを見ますが、

 彼ほどネットプレーをするプレーヤーはいません。

 相手にとっては、邪魔な、嫌な存在でしょう。

 皆さんもダブルスの前衛に立ったら、そうするんですよ。

 相手はL.パエス M.ショネシーのダブルススペシャリストですから、
 海千山千の選手達、
 きっとかなり面白い展開になったんだと思います。

 何が勝敗を分けるのでしょうか?
 ずっと調べ続けています。

 勝因はたったの一つ、ブレークポイントコンバージョンです。
 相手のサービスを一つだけ多く破った、それが勝因です。
 ほかの要素はまったくの均衡ですから。

 変則陣形が普通に使われていたのではないかと。
 変則陣形と言うと、一般プレーヤーの方は、
 そんなの、使いこなせないと思うかも知れません。
 でも、少しのコツで、相手のRリターンゲームを崩すことが可能です。
 変則陣形には3つあります。
 良く知って、使いこなしましょう
Photo


 変則陣形でも

 基本のオーストラリアンフォーメーション 

 このオーストラリアンフォーメーションは
 何で使われると思いますか?

 相手のリターン、クロスが非常に安定している場合です。

 ダブルスプレーヤーはクロスの展開に慣れています。

 クロスに沈めるの上手いんですね。

 そこでこうして前衛が前に立ち、クロスを塞いで、ダウンザラインに打たせようとする作戦なんです。
 より攻撃的なI.フォーメーション
Photo_2


 そして最近流行のプレスフォーメーション(これは僕が命名しました)

 変則陣形でもより動きが自由です。

 オーストラリアンフォーメーションと

 I.フォーメーションの中間ですね。

 サーバーは前衛の頭を直撃しないように注意しましょう。
 これは次回紹介します。
 今回は変則陣形の全体像を紹介しましょう。
 少しずつイーメールを高めます。
 はまって決まったら、最高に面白いですよ。
 是非、お試しを。


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Photo


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 最後まで読んでいただいて、有り難うございました。
 質問は月さんまで

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2007年9月 6日 (木)

女子ダブルス サービス力アップを

 USオープン 速報
女子ダブルスとサービス力  詳しくは テニス スキーcom
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Talk
杉山 K.スレボトニク組残念ながら負けてしまいましたね。
でもベスト8ですから立派です。
シングルスでは10代の若手の活躍が目立ちますが、ダブルスはテクニックが十分に活用されることの証明でもあります。
 USオープンでは統計の記録が随時流れます。これ見ていると面白いことがいっぱい分かります。
 表面には見えない、データが公表されています。
 USオープンの公式サイトから stats(統計)に入ってみてください。
 数字の世界ですが、新しい発想がいっぱい出てきます。
 選手、コーチにとっても役に立つでしょうね。
 敗因を探るのに最適です。

Ladydbbest8_stats
 そこから出した杉山 K.スレボトニク組の
 統計をまとめました
 杉山 K.スレボトニク組がN.デシィ、D.サフィーナ組に負けましたが、その理由を考えて見ましょう。
Photo
 結果的には、相手に3回サービスゲームをブレークされています。
 女子ダブルスでは1セット1回位は仕方がないのですが、3つは辛いですね。
 自分たちは1つしかブレークしていませんから

 その原因が2ndサービスです。
 1stサ-ブのポイント獲得率は、65% 相手は72%で、相手が良すぎます
 でも2ndサービスは38%で悪すぎます。 相手は53%で安定性があります。

Photo_2
 その理由ですが、2ndサービスの速さにも原因があります。
 最速のサービスはお互いに175km/h ですから女子としては普通でしょう。
 V.ウィリアムスは207km/h は別格ですが
 2ndサービスが122km/h これはプロとしては遅すぎるでしょう。
 しかもダブルフォールトが4つ。これは今回は少ないほうですが。
 サービスをV.ウィリアムスのように速くとは言いませんが、
 女子でも150km/hは必要ですね。
 日本のテニス科学トレーニングを使えば難しい事はないはずです。


 最後まで読んでいただいて、有り難うございました。
 次の配信をお楽しみに!

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2007年9月 5日 (水)

ナダル敗退の理由

★☆★ R.ナダル敗退 ★☆★  詳しいデータは テニス スキーcom


 これって大事件ですよね。誰もがR.フェデラーと決勝を争うと信じていたでしょう。

本当はM.シャラポワの敗因とサービスの関係の続きをと思っていましたが、
大事件勃発、 今朝、R.ナダルが負けました。よもやの敗退です。
いつもなら決勝までは必ずこまを進めていたのに、ベスト8で敗退。本人には屈辱でしょう。

 不調の原因、どうやら膝のようですが。右膝のテーピング見えますか?
Nadal_run
 膝の不調で、大会初日から、ずっと膝の下にテーピングをしていました。
 試合の途中でトレーナーも呼びました。
 でも、フットワークを見る限り、復調しているかのように見えました。
 その理由を考えてみました。

 男子シングルスではサービスキープは当たり前、
 リターンゲームが得意のR.ナダルだって、サービス力が弱いわけではありません。

 それもありますが、相手のD.フェラー、あまり有名ではありませんが
実は、R.ナダルの次にリターンゲームのうまい選手なんです。
Ferrer_bs_tb3_mid


 R.ナダルはサービスエースの多い選手ではありません。でもダブルフォールトは極端に少ない選手です。
 去年でも1試合平均で2個以下です。
Ferrer_nadal

 それが今回のD.フェラー戦では、サービスエースは2本、ダブルフォールト7本と大幅に上回ってしまいました。
 それが足を引っ張って、得意のリターンゲームでも、ポイントを奪えませんでした。

 実はD.フェラーは今年のATPでリターンゲームポイント獲得率でR.ナダルを抜いて、
しかも4%も抜いてのトップなんです。

 1位 D.フェラー 38%
 2位 R.ナダル  34%
 とうぜんリターンゲームの勝率も高く、R.ナダルに次いで2番目で35%です。

 さらに、試合で勝つには必要なブレークポイントコンバージョンでもD.フェラーはトップなんです。
 これは相手のサービスブレークをする確率が高いことを示しています。


次の配信をお待ちください。

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2007年9月 4日 (火)

シャラポワが負けた理由 サービス

★☆★ M.シャラポワの負けた理由 ★☆★ 詳しくはHP テニス スキーcom
200人分の汗臭も5分で消臭

 USオープンも準々決勝に突入、ますます迫力が出ている。男子はR.フェデラー、R.ナダル2強だが、
女子は戦国時代に逆戻り。ウィリアムス姉妹の復活、若手の下克上だ。
調子の良い時のM.シャラポワのサービス
Ms_ser_seq_mid

 第2シードM.シャラポワが負けた。
 誰だって負ける時はある、人間だから弱さがある。
 それを試合中にどうコントロールできるかがトップとの差になる。
 実は、この例は、杉山 愛選手にも共通する弱点なのだ。
 今回に利理由は一般プレーヤーの方に、非常に参考になるので、ご紹介したい。
 負けた理由は単純、ダブルフォールトの多さ、2ndサービスの弱さ
 この事は、一般プレーヤーの皆さんに良く当てはまる。
 プロでもサービス病にかかるのだから、皆さんも落ち着いて欲しい。
 サービス病 サービスを打つ時に急にプレッシャーに襲われる。
 2ndサービスが入らなくなり、入れていこうとして、リターンエースをくってしまう。

 サービスエースは男子シングルスの特徴。
 男子ではサービス力がある。特にサービスエースはダブルフォールトを多く上回る。
 一方女子シングルスではサービス力は弱く、サービスエースとダブルフォールトが大体同じ位
 サービスエースが多ければ、V.ウィリアムスタイプのビッグサーバーと言える。
男子のサービスの見本T.ヘンマン横から
Ser_mid


 女子シングルスは普通は、サービスエースはそれほど多くは無い。
 つまりダブルフォールトを減らして、少ないエースを生かすのが女子シングルスの戦略になる。
 ダブルフォールトで失敗した一番悪い例が、オーストラリアンオープンでの決勝、S.ウィリアムス対M.シャラポワ戦でのM.シャラポワ。
 その後サービスの調子が悪く、かなり引きずっていた。
 その殆どのミスがネットミス、サービスを打ち急いでネットにかける。

2:他の女子選手との比較 4回戦まで、(M.シャラポワは負けた3回戦)のサービスエースとダブルフォールトの多さを上位選手で比較してみた
4
 サービスエースは少ないがダブルフォールトも少ない。
 まず女王J.エナン 4回戦まで サービスエース11本と少ないが、ダブルフォールトを12本と、無難にまとめている。
 このJ.エナンと準々決勝と対戦するS.ウィリアムス サービスエース28本 ダブルフォールト、たったの9本で、サービス力が強い。
 若手のA.スザビー サービスエース16本 ダブルフォールト9本と、はやりサービス力が強い
 女子のサービスと言えばV.ウィリアムス選手,女子で一人だけ時速200キロを越す。しかしそれが試合にどう出ているかと言うと、サービスエース11本 ダブルフォールト14本で マイナス3.

 負けたM.シャラポワ サービスエース8本 ダブルフォールト18本 10本も上回っている。3回戦までは調子が良かったが、負けた試合で一気に12本のダブルフォールト、これが敗因だ。


明日もサービスが試合の鍵を握ることを書きます。
乞う! ご期待!!

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2007年9月 1日 (土)

USオープン ナダルのサービス

☆★ 写真の何処を見るか ★☆★


USオープン楽しいですね。
情報はテニス スキーcomに満載です。

M.サフィン負けましたね。メンタル.タフネスがまだなんでしょうか。

R.ナダルとR.フェデラーの対決が楽しみです。
Nadalser_toss_up

R.ナダルのこんなサービスの写真がありました。
皆さんは何処を見ますか?


僕は、この写真を見て、「怖いなあ」と思いました。
一般プレーヤーの方が見たら、真似をするだろうな
このフォームから、直接ボールにラケットを向けるだろうな

ラケットが、肩を回るイメージはでないなあ、そんな風に感じました。

Sermid
こんなラケットの移動イメージを持ってもらいたんです。

面白真面目もよろしくお願いします


最後まで読んでいただいて、有り難うございました。

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