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2008年5月13日 (火)

伊達選手から学ぶ ストローク ライジング

伊達公子 クルム伊達選手から学ぶこと

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 テニスの楽しい読み物
ライジングです。



昨日のブログの内容でレッスンをしました。ライジングです。
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 お客様から大好評でした。

 「ライジングで打ちたかった」

 「伊達選手のようなコンパクトな打ち方をしたかった」
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いいですね。凄くいいです。
Fsimp
 1:目標が出来たこと
 2:大振りが直ってコンパクトな打ち方になること
 3:ライジングで困ったときは対処できること

 この3つがお役様の中に芽生えてきましたから。
 ただしライジングは、タイミングが難しいです。多少センスが必要です。
 それと、困った時にライジングも打てる、これは有利です。
 相手から深いストロークを打たれる、前に出たら見事に沈められて、ローボレーができない
 こんな時に打開してくれるのがライジングショットです。


伊達選手のように全てライジングでは、難しいくなりますから

 まずこの図をイメージしてください。
 物理の嫌いな方は、見るのも嫌かも知れませんが
Photo

 投げたボールの自然落下ですね。
 同じタイミングでシャッターが切れています
 同時に弾むボールの弾道でもあります

さあ、ここから普通の打つ位置と、ライジングの位置の比較をしてみましょう。
Photo_2

 そして、イメージしなくてはならないのが、ボールの弾道時間経過です。
 万有引力の影響で、ボールは自然落下します。同時に減速します。

これが皆さんが思っているよりも大きいんですよ。
 例えば、トッププレーヤーのストロークの時速は100キロ以上ですが、
 これでもボールが弾んでベースラインで打つときには1/3になります。30キロ位なんです。

特にボールが弾んでからが急速に減速します。
 それでもライジングで打つ時は、まだまだボールにエネルギーがあります。
 ですからタイミングが難しいんですが、
 うまく合わせることが出来れば、ボールは吹っ飛んでいってくれます。
 ですからライジングのボールは早くて、打ちにくいのです。
Photo_3

 皆さんがトップスピンを打つ位置、ボールが一番弾んで落ちかかるところは、
 ボールのスピードもかなり落ちていますから、打ちやすいんです。
 ただし、ボールにすでに勢いがないですから、自分でラケットをスウィングしなくてはならないんです。

 春です。急に打ち過ぎて、テニス肘になっていませんか?
 テニスエルボーを防ぐ新しい振動止め

 伊達公子、錦織圭写真館
 テニス スキー上達com
最後まで読んでいただいて、有り難うございました。




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