クルム伊達に学ぶ テニス 人生 目標設定

クルム伊達選手から学ぶ　人生、テニス、目標設定

　驚異の復帰　クルム伊達選手は単複優勝　全日本選手権で

　笑顔の伊達選手　ここにリラックスの秘密が

　今年、復活宣言をして、あれよあれよと、快進撃
　元からフルマラソンなので体を鍛え続けていたとはいえ、意志の強さを

　クルム伊達公子（エステティックＴＢＣ）が、瀬間友里加（２１）＝ピーチジョン＝を６-３、６-３で破り、１６年ぶり３度目の優勝。
　瀬間友里加選手も、期待される若手。トップスピンのハードヒットが特徴だ。ところが、この弾むトップスピン、一般プレーヤーなら嫌がるボール
　ライジング得意のクルム伊達にはかっこうのおいしいボールになってしまう。

　名づけてライジング　エアーキミ

　
３８歳１カ月での全日本Ｖは、６３年に８連覇した宮城黎子（故人）の４１歳５カ月に次ぐ戦後２番目の年長優勝。


　 再び日本の頂点に立った女王が世界へ向けて走りだす。
　また、藤原里華（北日本物産）と組んだダブルスでも決勝。単複優勝の体力にも脱帽

　体力温存に　マッサージクリーム　アリビエート

　38歳でこの快挙。明らかに世界を視野に置いている。来年1月の全豪に出る。
　グランドスラムに再チャレンジ。M.ヒンギスがやっているが、それは3年。
　クルム伊達は12年の歳月　これは大きい。

　クルム伊達選手の活躍で、中年の主婦のプレーヤーがテニスに復帰、再会する兆しが見えている
　テレビでクルム伊達を見たので、思わず10年ぶりにラケットを
　そんな興奮した目で、テニススクールにこられる方が目立った

　テニスコーチをしている自分としては、本当に感謝に耐えない

　クルム伊達選手から学ぶことは一杯あるが、なんといっても、その笑顔だろう。
　失礼だが現役のときは、ピリピリした表情が多く、ストレスがあるように見受けられた
　それが今年復帰してからずっと、入場から、リラックスしての笑顔。

　プレー中はさすがにアスリートの表情に変わるが、
　ミスしても、前のように、イライラする様子は見えない

　このメンタルタフネスの強さが、テニスに役立っている
　ご主人の優しいサポートも大きいだろう

　テニスクラブの支配人をしている時に、ご夫婦でテニスを楽しむ方達を一杯見て来た。
　試合に出る方で、勝ちたい一心で、夫婦で喧嘩をしているのを見かけた

　勝ちたいのは分かるが、テニスの先にある、何かを見て欲しい

　ジュニアの子供達にも、勝つのだけが目的ではないと、教えている。
　楽しいが一番で、楽しければ、辛い練習も、自分の意思でやるようになるからだ。

　野球、テニスの名門の高校出の後輩虐待の悲しい記事は、聞くに堪えない

　世界を視野に　クルム伊達の笑顔　全日本でシングルス、ダブルスまで優勝
　　スポーツは楽しい。楽しいから続けられる

　クルム伊達選手のよい点を少しずつ書いていきます。
　今日は、ポジショニング

　守備的な瀬間選手に対して、攻撃的な早い展開のクルム伊達選手ですから、ある程度は仕方がないので
すが、

　前にポジショニングすると、角度がつくし、展開も早くなります。
　角度では守備的ベースラインでは20度ですが、前に出ることでその倍の40度にまで広がります

　そして結果的に、守る距離も狭くなります。

　前で守れば、エンドライン一杯でも8メートルで済みますが、
　ベースライン後方では、1.5倍の12メートル左右に動かされることになります。
　これは疲れますよ。

　クルム伊達選手が復帰してから、女性のテニス人気が上がっているのは事実。
　各テニススクールは感謝状を、ですね。

　そう言えば、僕は伊達公子選手が引退する時に、雑誌T/Tに感謝状を書いた記憶があります。
探してみようっと。

　テニスも人生も　Plan→ Ｄo →Ｓee
　計画　→　実行　→　反省　　ですよ。それを見せてくれました

伊達選手から学ぶ

　次の更新でクルム伊達対瀬間友里加選手の対戦の、月さんならではの細かい統計を紹介します。
　テニスが見えてきますよ。

テニス徒然草

　乞う！　ご期待！！