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2009年5月 8日 (金)

シングルスの勝ち方 ネットのポジション メンタル

シングルス勝利の法則
 シングルスの話、一応今回でひと区切りにします。
 一般プレーヤーの方はダブルスをされる方が多いでしょうから。

 シングルス、勝利の法則。
 テニスのシングルス、独りぼっちの戦い。
 自分との戦いです。

 最後はネットに詰める場合どうするかです

 ストローク戦でも攻めたら、
 最後は前で仕留める、これが基本なんですよ。
 お忘れなく
  R.ナダルもR.フェデラーも最後は前に詰めて決めて締めくくります
   R.フェデラーの決め 

Rf_bs_imp

 彼は、オールラウンドなプレーでは世界最高でしょう。

 今は気持がねえ メンタル.タフネス
 自分で高めないと。

 
  R.ナダルの場合、その前で決まることが多いですが
 最近はスライスのアプローチショットで前に出ます。ナダルのフェデラー化

 フェデラーは、クレーコートノナダル化に失敗したのが今のつけですね
 Rapgood

   
 そして、メンタル.タフネスです。

 最近はサーブ&ボレーヤーが減りました。
 トッププロでも、今、サーブ&ボレーをするのは、M.ミルニー位でしょう
 少し前でしたら、T.ヘンマン、その前の代表があP.ラフター、そしてP.サンプラスでした。

 皆さんの場合、ネットに詰める、ってケース、シングルスでは少ないのでは?

 もう少し、前、ネットポジションを使うと効果的です。

 シングルスのレッスンカードに入っている T.ヘンマンのサービスのイラストと打つコースのイメージ

Lc_singles


 サーブ&ボレーの時は、トスを少し前に出します
  

 コートの大きさでお話ししましたが、シングルスコートは左右よりもも前後が長いんです
 ところが、このアドバンテージを使うプレーヤーは非常に少ない。

 整理した画像をまとめて出します

Lc_singles_2


 前に出ると、一発勝負でパッシングショットを狙います。
 ここに出る、チャンスがあります。一発勝負で抜きに来ますから、ミスが多いんです

Lc_singles2


 僕は今では天然記念物的な、サーブ&ボレー、リターンダッシュ、
 つまりネットラッシャー木村(知ってますか?)ですが。

 出ると、パッシングショットをバシッとネット直撃か、
 サイドを狙いすぎてアウトの人が多いものです。
 そんなに格好良く、ショートクロスを抜き去るのは
 トッププレーヤーの世界ですからご安心を。

 最初から落ち着いて、ネットプレーの足もとに沈めるプレーヤーは上手です。
 クロスにトップスピンロブ何手が来たら余裕綽々の歯が立たない相手ですね

 普通は、慌ててくれて、勝手に自滅してくれます

 皆さんだって、前に出られたら嫌でしょう。
 ですから、それを自分でするんですが、勇気が少ないようですね。

 こんな作戦はどうですか。
 相手はネットプレーが苦手、だとしたら、意識的に短いボールを打って、相手を前に出します
 そこからロブを上げる

 自分の短いショットが、良い短さだったら、自分も前に詰めて、相手にプレッシャーをかけます

 それから、ポイントを2本リードしている ゲームポイント、こんな時にサーブ&ボレー

 相手のサービスをブレークするチャンスの時に、積極的にリターンダッシュを入れましょう

 ただし,普段から、少しはサーブ&ボレー、リターンダッシュの練習をしておいてくださいよ
 それからサーブ&ボレーの時のサービスのコースは、
 右サイドでは絶対にセンターで、相手のバックでリターンさせてください
 左サイドは、どちらでも。いずれにしても、1stサ-ビスでサーブ&ボレー

 相手の2ndサーブでリターンダッシュです。
 プレッシャーのかかり具合いを考えてやってください

Lc_singles3


ネットに詰めた時のポジショニングです
 これはダブルスに近いですね

Singles_net_position


 前に詰めたら、気持ちはギャンブルです
 ダウンザラインをケアして、クロスに打たせて、そこを守る感じです
 全部を守ろうとするのは無理ですから


 そうです、ダウンザラインをケアして、少しストレートに寄ります。
 シングルスでは、ストローカーに甘いボールが行ったら、ワイドに打たれて、エースを取られやすいです。
 ネットの位置も、甘ければ,ストローカー有利

 でも、勇気を出して、プレッシャーをかけます
 真中に立つと、両サイドを抜かれます
 ですから,ストレートをケアしながら、クロスを待ち伏せる
 これが正解です

 相手が上手い場合、逆に構えて、ヤマを張るのもいいでしょう。
 その時は、必ず、どちらかに動いてください
 センターを抜きには、来ませんから

 かといって、プロの様に、フォア側を大きく開けたら、エースを足られてしまいますからご用心

 メンタル.タフネス、シングルスは一人の戦い。いつも心を落ちつけて
   

 メンタル.タフネスで参考になるのは、やっぱりクルム伊達選手ですね
  負けから学ぶ伊達 

  具体的リラックス法 

 今自分が、どんな心の状況にあるか、把握してください
 4つの局面に分けて考えましょう

Mt_4

 上が高いエネルギーがある 下が低いエネルギー^ですね 当然上がいいです

 右が楽しんでやっている状態

 左が、いやいややらされている状態です

 試合中に、ポイントをリードされると、
 誰でも左下に心が動きやすいんです。
 誰でも当たり前。 そうなるから、心が動くのではなく。

 心がそうなるから、技術もレベルが落ちてしまいます。

 ですから、よしっつ、と自分で集中力をあげて、
 「今日もテニスができる」
 しかもシングルスでコートを一人で使える、
 幸せだなあ」こんな考えが持てると最高ですね

 どうですか? 3回でシングルスの試合の仕方をまとめました。
 参考にしてください

 正確なコートの比率でイメージアップ コート図メモが一杯 テニスノート

  
 レッスンに ホワイトボード 正確なコートの図 硬式用、http://art-sports.shop-pro.jp/?pid=13322760

 軟式用もあります 


Tennis_ball

 さあ、最後はボールをしっかり見つめて集中あるのみ。

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最後まで読んでいただいて、有り難うございました。

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コメント

今晩は。コメント有り難うございます。自分はレッスンの時に、伝えたい事は、レッスンカードにしてお客様にお渡ししていました。それが500種類くらいになりました。
一つの財産ですね

投稿: 月さん | 2009年5月 9日 (土) 21時27分

シングルスのカードがあるんですか?
テニスノートにも興味があります

投稿: 独身貴族 | 2009年5月 9日 (土) 15時23分

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