テニス セレナの失格事件から スポーツマンシップを考える
スポーツマンシップを考える
S.ウィリアムスの失格事件について
USオープンのK.クライシュテルスとS.ウィリアムスの準決勝楽しみに見ていたが、非常に残念な結果が待っていた
S.ウィリアムスの失格、罰金事件だ。
K.クライシュテルスとS.ウィリアムス 白熱のラリー戦だったが、あっけない幕切れ
テレビを見ていた方は、何が起きたか分からなかったのではないだろうか
★☆★ 事件の経過 ★☆★
試合経過としては
その前から、S.ウィリアムスはフットフォールトを取られていた
S.ウィリアムス自身は、これについて不服を申し立てていない
試合終了のラストゲーム S.ウィリアムスのサービスゲーム
S.ウィリアムスが自分のミスに腹を立てて、ラケットをコートに叩きつけ、
コードバイオレーション で警告とポイントを取られる
この時点でS.ウィリアムスの15-40 セットポイントでかつマッチポイント
S.ウィリアムスの2ndサービス、フットフォールトのアンパイア―のコール
2ndサービスだったので結果的にダブルフォールトでポイントを失う
同時にゲームセット
後味は悪い、ラインジャッジ、の取ったコール態度は立派だし、主審の行動も正しい
従ってS.ウィリアムスの負けは当然と言える
S.ウィリアムスもその日の記者会見では、何があったか分からない様子で、謝罪は無かったが、
翌日に、ラインジャッジ、審判、観客に対して、謝罪をしている。
アメリカの論調では、S.ウィリアムスがグランドスラムからの締め出しが、などの記事があったが
それだけ大きな、ラインジャッジ、審判への侮辱という事になる
★☆★ テニスのルールから解説 ★☆★
テニスのルールに精通していないと分からない
理解しにくい言葉がある
コードバイオレーション
ポイントペナルティ
フットフォールト これらの言葉を分かり易く解説し、セレナ問題を理解してもらいたい
フェアプレー、スポーツマンシップを考える時の良い資料となる
ジュニア、若い選手を育てる指導者の方は、理解して頂きたい
特に最近、ジュニアの試合を見ていると、余りにも汚いコールが多く、不愉快になる事が多いから
勝てば良い、ではなくて、正々堂々と、フェアプレー、これを原点にして欲しい
ジュニアのマナーを覚える レッスンカード
ジュニアマナー編
ジュニア技術編 もどうぞ
ジュニアキッズテニス日誌
自分でテニス日誌をつけよう
まず、テニスの基本中の基本、マナー、倫理規定がある。
この基本が分からないと、全体を理解できない
テニスのルールのよりどころとなるルールハンドブック JTAテニスルールブック」の2009年版 (旧コートの友)の、基本ルールを述べる前に、マナーの項目があり
ルールではないが、人間として、スポーツマンとして、テニスプレーヤーとして守って欲しい希望が書いてある
テニスプレーヤーとしてのスポーツマンシップ
相手プレーヤーに対する 尊敬
レフェリーに対する 尊敬
アンパイア―に対する尊敬
そして僕はテレビで放送されるような選手、観客がいる試合に出場する選手は、
見ている方に、気持ち良く、プレーを楽しんでもらう
教育面での、見本となる態度、プレーを見せて欲しいと思う
これからテニスをするであろう、若い人達が、たくさんテレビを見ているのだから
その影響力は大きい
1)最低限の心得
② フェアプレーの精神を理解し、スポーツマンシップにのとった行動を
ポイントペナルティ
1回目 警告
2回目およびそれ以降 違反ごとに1ポイント
コードバイオレーション Code Violation Point Penalty system
ここに 倫理的に良くない言葉、態度 要するに暴言
S.ウィリアムスがラインジャッジに何を言ったかは、明らかにされていないが
選手に言い寄られたラインジャッジは、怖さを感じたに違いない
施設、設備の乱用
ラケットをコートに叩きつける
腹を立てて、ボールを観客席に打ちこむ
試合終了でファンサービスとして、打ちこむのではないので
ラケット、用具、ボールの乱用
ラケットを叩きつける
S.ウィリアムスが他の試合でラケットを叩きつけたシーン
ラケットを投げると負ける法則
フットフォールトについて これは基本的なルール
サービスを打つ全過程で、正しい場所から打たなくてはならない
当然サービスを打つ瞬間、ラインを踏んではいけない
踏んだ時点で、フットフォールトのコール。サービスを打つまではコールしてはならない
S.ウィリアムス空中でサービスを打っているから。空中に入れば構わない。と思う方もいる
サービスの全過程で、これを忘れてはならない
一方のK.クライシュテルスのマナーの良い態度が光った試合だった
選手同士としては、K.クライシュテルスと握手をして、何のわだかまりもなかったが
そして決勝のK.クライシュテルス C.ウォズアニッキ戦は 最高に気持の良い試合だった
セレナの絵弁護を少し
コーチ役でもある父親のリチャーズさんは、敬虔なクリスチャン
過程の教えとして
1に聖書、2に家庭 そして次がテニスと、フェアな態度は教えていると思う
あの日、S.ウィリアムスには多くのプレッシャーがかかり、自分に腹を立てていた
間違いは誰にでもある、次からフェアプレーヤーで臨んで欲しい
最後まで読んでいただいて、有り難うございました。
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コメント
こんばんは。S.ウィリアムス、全豪2013、アメリカの若手、スティ-ブンスに敗れた時に、ラケットをコートの叩きつけた。悪いマナーですよね。
投稿: 月さん | 2013年1月26日 (土) 16時58分
フットフォールトの基準って何ですか?
投稿: クスクス | 2009年9月19日 (土) 18時03分
暴言はよくないですね
投稿: ガッツだぜ | 2009年9月16日 (水) 14時29分
ルールとスポーツマンシップの理解ですね
勉強になりました。謝!謝!
投稿: グリンピース | 2009年9月16日 (水) 11時01分