ダブルスに強くなる 戦略、陣形を知ろう
ダブルスに強くなる 陣形を知ろう
先日のレッスンで、ダブルスの試合に出るお客様に、
陣形を知ったらダブルスは強いですよ、と話しました。
するとその方は、陣形よりも先にショットの打ち方をしっかりやらないと。
このような答えの方が多いです。
確かに、サービス、ストローク、ボレーと各種ショットの上達は大事です。
でもそれって、一つ一つやっていたら、無限大に時間がかかるし、
満足のいく状態なんてなかなか来ないと思います。
仕事をしながら趣味のテニスですから、時間をそんなにかけれません。
としたら、ダブルスの全体像を覚えながら、必要なショットを覚えた方が、早い。
ダブルスを沢山する事です。
それで試合でたくさん学ぶべきです。
基礎をやってから、試合。
試合に行くまでに、どれ位の基礎が必要か、
その基礎とは何か?
試合で学ぶべきです。
自分にあった基礎、それを探しましょう。
Plan → Do → Check → Act です。
テニスの基礎って、考え方でいろいろあります。
月さんのテニスのマニフェスト ご参考までに。
ダブルスの陣形の参考になる動画がありました。
多分、L.パエスの関係者が撮影をしていたのではないかなあ?
両方ともダブルスの技、匠を見せてくれる。老舗の勝負で面白い。
USオープン2009 男子ダブルスファイナルの動画
面白い角度からの撮影
パエス・ドルージ組 がブパシ・ノールズ組を破って優勝
M.ブパシはL.パエスの元パートナ― ダブルス、ストロークの職人だ
L.パエスはダブルスの職人
ペアを見事に使う。
戦略をやはり使い分けるブパシ・ノールズ組に対して、
しっかり守り、1本のロブで展開逆転
自分達が前に出て軽く勝負を決めた。
マッチポイント
サーブ&ボレーで
プレッシャーをかける。
パエス組は、
後衛陣まで引かないが、
比較後ろで守備の陣形。
ブパシ・ノールズ組、前に詰めも早い
ペアもサーブが入った途端に、
前に詰める、
次で決める体勢だ。
パエス組は、
相手が完全に前に詰めたので、
二人とも下がって、
完全な後衛陣。
ネットを先にとり
試合を有利に進めようとする
ブパシ・ノールズ組
守りと攻めをはっきりさせている。
後衛陣の頼みの綱は沈めるショット。
これが良く沈んでいる。
ブパシ・ノールズ組も
深いボレーでさらに後ろに下げる。
左サイドのL.ドルージーが
リターンをしっかり沈め、
ノールズ.のサーブ&ボレーを守り抜く
深いボレーが来ても落ち着いて沈める。
ノールズがさらに
良いボレーをセンターに打った。
ここで陣形が変わる!
陣形を教えるのに便利なテニス作戦ボード
この難しいボールをL.ドルージーがセンターに高くロブ
ノールズ、チャンスとスマッシュを打つが、
これをさらにL.ドルージーが起死回生のロブでブパシ・ノールズ組をサイドチェンジ。
L.パエス組は相手が下がるのを見て一気に前に。
そしてL.パエスがウィナーを決めてゲーム。
陣形の移り変わりが良く分かります。
ボールを打っていたのは4人の内、ノールズとL.ドルージー
最後の1本がL.パエス。
ダブルスってそんなもんです。
この辺の展開はDVDの第4巻、シニアチャンピオンのダブルス解体の中にあります
ニフティ動画 速攻 陣形スペシャル
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