コートをどのように使うか プレースタイル アガシ サンプラス
面白い画像を見つけた。
トッププレーヤーの試合で、コートをどのように使っているかを
見せている。
プレースタイルが良く分かる。
A.アガシ対 コレチャのストローク戦
A.アガシ テニスの人気を高めたカリスマプレーヤー
S.グラフと結婚、おしどり夫婦で有名
打点を前に取るストローカー
攻撃と思われているが、どちらかと言うとカウンター型だ
相手に攻撃をさせて、それを切り返すカウンター型。
コレチャ ランク上位を保ったベテラン
オーストラリアンオープンで鈴木貴男がフルセットで敗れたのが印象的
マナーが良いので有名なスペインの選手
ストロークを中心の実はオールラウンドな選手
ここではA.アガシの打点を前にしたアタックで、後ろに下げられているのが分かる。
杉山 愛選手が現役の時、A.アガシの様にベースラインから前に入れた時は勝ち、
下げられて打っていた時は勝っていた記憶がある。
見ている方からすれば、「もっと前に詰めれば」、と思うが、
実際のプレーヤーでは、相手に押し込められてそうはいかないのだろう。
面白いのが、P.サンプラスとC.モヤの試合
第1セットと第2セットで使う場所が二人とも変わっている。
二人のプレースタイルが鮮明に出ている第1セット
何故だろう。
二人とも絶頂期で、プレースタイルをそのまま出している。
僕はC.モヤ選手が大好きだった。
その理由は、コートサーフェイスでプレースタイルをはっきり変える選手だったからだ。
それだけ器用と言えるのだが、
P.サンプラス アメリカを代表するビッグサーバー、サーブ&ボレーヤー
P.サンプラスはサーブ&ボレー主体のオールラウンダー
僕から言わせれば、究極のサーブ&ボレーだ。
第1セットはP.サンプラスがネットプレー、
C.モヤがパッシングショットをベースラインから
そんな展開
第2セット、二人とも全コートを使っている。
C.モヤがP.サンプラスのネットプレーに対抗措置を取り始めたのだ。
P.サンプラスが出る前に、C.モヤが前に詰める。
その事で、相手にネットを使いにくくする。
C.モヤ 少し前まで現役 R.ナダルの師匠
クレーコートではベースラインプレーヤー
芝のウィンブルドンではネットプレーを多めにする
真のオールラウンダーだった。
これってダブルスに使えますよ。
相手は並行陣でどんどん前に詰めて来る。
でも2ndサービスはスティしている。
これがチャンス、リターンダッシュでネットを先に取るのだ。
リターンダッシュは中級者なら誰だって使える。
お試しください。
このようにコートをオールラウンドに使う試合が、
K.クリテルス対C.ウォズアニッキのチャンピオンカップ
コートのゾーンを意識しよう。
試合のゾーンをコート図につけてチェックしよう
コート図満載のテニスノート 2011カレンダー付き
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この記事へのコメントは終了しました。
コメント
モヤモヤさん、おはようございます。
このC.モヤ、シニアの試合でも活躍している、
IPTLでもチームを引っ張っていました。
そしてM.ラオニッチのコーチとして、すぐに結果を出しています。
投稿: 月さん | 2016年2月22日 (月) 04時50分
この頃からこの様な科学的な実験があったなんて感激
投稿: モヤモヤ | 2016年2月21日 (日) 13時31分
フットサルさん、この記事見て頂けましたか。
有り難うございます。こんな記事が大好きですね。
分かり易いです。
投稿: 月さん | 2015年12月 5日 (土) 09時46分
テニスの分析面白いですね。
投稿: フットサル | 2015年12月 1日 (火) 22時47分
イサンさん、コメント有り難うございます。ひょっとして韓どらファン? 展開が早くて楽しいですよね。テニスのプレースタイルもそうですか?
投稿: 月さん | 2010年11月 6日 (土) 05時19分
ダンクスマッシュを知っているとは。団塊の世代ですかあああ。
投稿: 月さん | 2010年11月 6日 (土) 05時11分
いいッスねえ。サンプラスのダンクスマッシュ。久しぶりに見ました。ラッキー
投稿: イサン | 2010年11月 5日 (金) 19時02分
今日の記事は非常に、面白いですね。選手の育成に使いたいです。ところでその動きをチェックできる、ノートが探したのですが、良く分からないのですが。教えてください。
投稿: 部活マン | 2010年11月 5日 (金) 08時34分