今日のレッスン 試合から学ぶ 試合が最大の練習
アドバイスとその目的
先日、ジュニアのクラスのレッスンの代理をしました。
子供たちとのテニスは楽しいですね。
個性のオンパレードです。
上級者クラスなのですが、
普段は人数が多いのでドリル練習がメインです。
ジュニアの場合、ソフトテニス経験者がいたら楽しみですよ。
あのストローク、パワフル、伸ばしてあげてください。
ソフトテニス、硬式テニス両立 できます。
しかも男の子二人、女の子二人。
「普段試合やる?」と僕。
ジュニアは「余り」
「じゃあ、今日は試合中心でいい?」
1時間はシングルスをする。
だからその前の30分を、サービス、レシーブ、フットワークを中心に練習メニューを立てるから。
僕のポリシーの
第1点:個性に合わせてのレッスン
第2点:人数に合わせてレッスンを考える
第3点:試合が最大の練習
月さんのテニスのマニフェスト
このポリシーで
最初に効率良く、左右のストロークのボール出し、
クロス、ダウンザラインを意識して狙ってもらいます。
この時にシングルスなので
練習中は気にならなくても、
試合になると気になるのが
シングルスポール
これが高く見えたら、試合は負けです。
気にならない位が勝てる。
さあ、、サービス、レシーブもそこそこ入るので、
試合開始。
男性同士、女性同士で10分で試合
ノーアドバンテージで大体4ゲームですね。
「僕は黙っています」。
「女子の試合もミスの連続」
女子の試合の時に、男性に聞きました。
「どうだった?」
「サービス、レシーブが上手くいかなくて」
そうなんですよね、緊張状態の試合では、
サービス、レシーブで70%
ラリーは少ないでしょう。
第2戦、サービス、レシーブも入ってきました。
ラリーもあるし、展開もある。
そこで僕
「どうだった?」
「今度は相手が見えた」
そうなんですよね。
誰だって最初は緊張します。
その中でどう自分を取り戻せるか。
今回は彼らは試合をして、自分を振り返る時間が必要でした、
その間に、自分のテニスを振り返る事が出来たのです。
でも試合ではチェンジエンドの1分の時間で整理、次の準備に入らなくてはいけません。」
それが実力なんです。
ジュニアから質問が
「レシーブが上手く返りません」
僕「リターンは面を合わせるつもりでスプリットステップして反応さえすればOK」
「後は身体がやってくれるよ」
前にステップインしながらのスプリットステップを!
そして最後の締めの言葉
「試合と練習は違う 」
「試合が最大の練習」
「言い訳無し」
メンタル.タフネス向上
でも楽しんでくれたようです。
明るく楽しく元気良く、これが一番大事ですけれどね。
【テニス】月岡一公の「速攻!ダブルスのポジショニング・セオリー」サービス&レシーブからの最もよくある展開“30パターン”
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コメント
試合が最大の練習、コーチらしい言葉ですね。納得の一言
投稿: 生徒A | 2011年1月 8日 (土) 18時01分
おはようございます。生真面目コーチさん。そうですね。その辺は、お客様にお合わせてレッスンをしますが、僕は最終的に、気付かせるのがコーチの目的で、その道を、方法を多く教えてあげる、と言うか提供者。選ぶのはお客様自身と思っています
投稿: 月さん | 2010年12月27日 (月) 05時09分
試合の前に練習は絶対必要だと思いますが。そのためのスクールではないかと思います。レッスンを受ける目的ってそこだと思うのですが
投稿: 生真面目コーチ | 2010年12月26日 (日) 12時54分
ヨッシーさん、おはようございます。実はダブルスの方にシングルス、良い練習になります。自分ですべてのボールを追う事と、言い訳がなくなりますから
投稿: 月さん | 2010年12月26日 (日) 06時50分
シングルスはとんとややりませんが、ダブルスをするのでも必要ですか?
投稿: ヨッシー | 2010年12月25日 (土) 17時53分