ダブルスのリターン サーブ&ボレーに対してどうする?
ダブルスのリターンの考え方
相手がサーブ&ボレーで前衛陣に
賛同のお言葉を一杯もらった。
リターンの難しい理由は
1:練習量が少ない
2:良いサービスを打つ人が少ない
3:レッスンでは運動量が減る
等が考えられる。
サービス、レシーブを
重視してきた。
すぐに試合に
参加できるようにするためだ。
試合に慣れたら、
コーチのアドバイスも分かるし、
何しろ面白い。
上級者のレッスン
意識することは試合を想定
サービス、レシーブからの展開
テニスの練習だけよりも20倍は面白い。
面白ければ、練習もする。
目的意識もできる。
良い循環になる。
前置きがまたもや長くなってしまった。
今日のお題目は、リターン。
シチュエーションは相手がサーブ&ボレーで出てきた。
リターンをどうするかだ。
リターンでは、楽天オープンテニスのマレー兄弟
A.マレーが抜群の上手さ。
錦織圭、伊藤竜馬ペアにダブルスを教えてくれた
A.マレーの動画は一番下に
リターンは、フォアに来たら、バックに来たら、ボディに来たら
この3か所でやることを決めておいて欲しい。
何度も言うが、臨機応変ほどミスをするものはない。
リターンは守りのショットだが、気持ちは攻める。
これを忘れずに
相手のサーブ&ボレー。
慣れないと、凄く攻められて、負けそうな気がする。
分かるその気持ち。
これは逆に、サーブ&ボレーをする立場になれば分かるのだが、
サーブ&ボレーの弱点、それは1stボレ-。
1stボレ-が一番難しい、サーブアンドボレーの難関なのだ。
1stボレ-をする場所は、サービスラインよりもベースライン寄り、
つまりネットまで遠い。
リターンが沈んだら、1stボレ-はローボレーでかなり難しいショットになる。
だからリターンは1stボレ-を打たせればよいのだ。
ところがリターンで「格好良く抜いていやろう」、など野心があると、
バシン、ネットミス
パッコオオオーンとアウト、こうなりやすい。
リターンはスプリットステップでタイミングを合わせたら、
軽くトップスピンをかけて(多少見透かしいけれど)沈める。
完全に沈まなくても、クロスにサイドライン付近に飛べば大丈夫。
リターンがフォアに来て、打ち頃だと思ったら、センター真っ二つでいいですよ。
このコース、サービス側前衛もポーチを狙っているので、思い切り良く振り抜く事。
緩いセンターはポーチの餌食。
リターン練習を増やすレッスンの工夫 ボール出しマニュアル ドリル170選
サーブ&ボレーの勧め
練習のヒント。
コツを紹介。
女子のチャンピオンシップ
C.ウォズアニッキ、P.クビトバ、S.ストーサーが1勝
チャーミング女子プレーヤー
この人誰だか分かりますか?
答えは最後に
本日の御教訓 リターンは逃げるな
サーブ&ボレー対策
1:1stボレ-をさせよ
2:沈めたら◎
3:甘かったらセンター
ダブルス、陣形使いまわし辞典。こんなDVD今までになかった。
【テニス】月岡一公の「速攻!ダブルスのポジショニング・セオリー」サービス&レシーブからの最もよくある展開“30パターン”
1クリック頂ければ幸いです。よろしくお願いします。
最後まで読んでいただいて、有り難うございました。
この人はD.ハンチュコワですよ。 信じられますか?
| 固定リンク
「テニス」カテゴリの記事
- テニス徒然草 特別編 上達のヒント(2017.10.18)
- 人気ブログ テニスコーチ部門 上位 関心の記事は?(2017.10.11)
- ナダル、フェデラー出場 注目のLaver Cup2017(2017.10.01)
- テニスコーチ人気ブログ上位 感謝プレゼント コート図、下敷き用原案(2017.09.22)
- 舞台は日本 テニスの主戦場 デビスカップ、東レパンパシフィック(2017.09.19)
「ダブルス」カテゴリの記事
- テニスQ&A ダブルス編 試合の展開(2017.10.30)
- テニスの質問 ポーチに動きたい 良い練習は?(2017.10.19)
- ダブルス強化書 陣形の基本を スペシャリストの動きから(2017.10.14)
- 人気ブログ テニスコーチ部門 上位 関心の記事は?(2017.10.11)
- マクラクラン勉・内山靖崇ペア、ランキング急上昇、強さ(2017.10.10)
「戦略」カテゴリの記事
- テニスの質問 ポーチに動きたい 良い練習は?(2017.10.19)
- フェデラー強い ナダルのデフェンス力を撃破上海マスターズ2017(2017.10.16)
- 日本ペア 念願の優勝 マクラクラン勉・内山靖崇 楽天オープン2017(2017.10.09)
- ダブルス 日本ペア大金星 楽天オープン2017、スコア、スタッツ(2017.10.06)
- スライスの効用 ティエム破ったジョンソン ハードヒッター対策(2017.10.04)
「動画」カテゴリの記事
- デミトロフの魅力 速攻、美しい片手打ち(2017.11.02)
- 杉田 不調 どう立ち直るか プラス思考で(2017.10.31)
- テニスQ&A ダブルス編 試合の展開(2017.10.30)
- テニスの質問 ポーチに動きたい 良い練習は?(2017.10.19)
- テニス徒然草 特別編 上達のヒント(2017.10.18)
「リターン」カテゴリの記事
- 杉田 踏ん張り効かず SFで敗れる 課題は?(2017.10.01)
- 杉田 快調、セミファイナル 成都オープン 次はD.イストミン(2017.09.30)
- リターン 上達法 日本選手の活躍から フィーリングを活かして(2017.09.21)
- ナダル vs ポトロ 試合の予測 USオープン2017のデータから(2017.09.09)
- 杉田 欲しかった勝利 USオープン2017 良かった点(2017.08.31)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
いつも、コメント有り難うございます。
おはようございます。
自分のレッスンは、テニスの楽しさは、試合。
練習の為のレッスンではなくて、試合があってのテニスだと思っていますから。すると優先順位は
圧倒的にサービス、レシーブですよね。
ストロークの練習にしても、サービス、レシーブから始めるだけで打つ量が5倍は増えるでしょう。
投稿: 月さん | 2011年10月28日 (金) 06時07分
おはようございます。おっしゃる通り。
月コーチのレッスンはサービス、レシーブが多いです。そこから試合形式練習ですよね。
テンポがあって、リズミカルで、あっという間に90分が過ぎます。これ本当。
感謝です。
投稿: 生徒A | 2011年10月27日 (木) 11時32分