ダブルス上達 ワンポイントアドバイス コースを狙う
ダブルス上達のセオリー 定番コースをマスター
HPオープン、
が優勝した。
雁行陣同士は少なく、I.フォーメーション、
プレスフォーメーション、
中でもニューギニアフォーメーションがかなり行き交っていた。
新しいダブルスの時代になる。
変則陣形はもう変則ではない気がする。
これが定番になりつつある。
一般プレーヤーの方も使い勝手があるので、トライして欲しい。
結構練習は楽しい。
相手はダブルスのスペシャリスト、キング,シュベドナ組。
ダブルスランキング8,9位。
対するクルム伊達57位 J.S.アイ49位だから、金星と言うことになる。
クルム伊達がペアのJ.S.アイを良く引っぱって勝ちに結びつけた。
いろいろなせめぎ合いが見られたが、
皆さんに分かりやすく解説をしたい。
基本的なことから整理して、
勝てるダブルスとは何かを少しずつ考えてみよう。
今回はサービス、レシーブのポジションの基本から。
サービスが動くと、リターナーも動く。
合わせてサービス型前衛も動く。
男子ダブルスでは圧倒的にサービス側優位、トッププレーヤーでは2ndサービスでもサービス側が有利。
ましてや前衛のいるダブルスではサービス側の優位性は高い。
女子ダブルスではサービス力は男子に比べると10-20%下がるが、それでもサービス側優位だ。
サーバーは打つ場所を知っているし、
コンビネーションの良いペアならば、どこにサービスが行くか分かるからだ。
サービスのコースとリターンのポジション、
対極で相対的に自然とポジションが取れるようにしたい。
トッププレーヤーはワイドにサービスを打つ、
スライスで外に追い出して、ボレーが決める。
オープンコートを作る作戦だ。
一般プレーヤーの場合、ワイドは、相手のフォアになり、逆襲を食らう可能性があるので、
かなりサービスの角度に自信のない限り、バックの方が効果的。
一般プレーヤーでも使える、トッププレーヤーの作戦がCCセオリー
センターtoセンター。
これは右サイドで特に有効。
なぜならサービスを右利きのリターナーのバックに打つ。
これで角度は突きにくいし、前衛のポーチも楽に楽になる。
次はリターナーのボディを狙う作戦。
リターンの動きが良く、下手に左右に振ると、逆に角度をつけられたり、
リターンダッシュされる可能性がある。
そして、今回のクルム伊達のペアリングJ.S.アイの様に、ストレートにぶつけて来るストローカータイプのリターナーに有効な攻め方となる。
この3つのコースをいつでもしっかり、分けて打てるようにしておきたい。
この基本が出来ればサービス側はかなり有利になる。
サービス力がそれほどなくても、ペアがカバーしてくれる。
これぞダブルスの妙味だ。
サービスで肩を回したい。主婦のサービスからの脱出法
動画で分かる。懇切丁寧に指導
基本セオリーは定番で良いが、相手も慣れて来るので、
時々逆も付けるようにしたい。
これが効くようになると、試合は面白い。
ダブルス ワンポイントアドバイス
1:サービスのコース 3つ覚えよう
2:打つコースをペアが分かる事
3:定番と逆も時々使う。
次の動画レッスンでサービスのコースの打ち分け方を紹介する。
1クリック頂ければ幸いです。よろしくお願いします。
最後まで読んでいただいて、有り難うございました。
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コメント
こんばんは。そうですね。基本に戻ってしっかりコースを狙わないと。
コーチは、初級者の時からコースの打ち分け方を練習させていましたね。
今になって意味が分かります。助かりました。
投稿: 生徒A | 2011年10月18日 (火) 19時16分
こんにちは。コースを狙いたいのはやまやまですが、気がつくといつも相手のフォアですね。
入れるのでし一杯の感じがしています。
お助けください。
よろしくお願いします。
投稿: 万年中級者 | 2011年10月18日 (火) 11時33分