錦織がクレーコートで闘う理由 コートサーフェイスの違い

テニスコート　コートサーフェイス　
　クレーコートで闘う理由

　今錦織圭選手は南米を回って、クレーコートでの試合を続けている。

　皆さんには、クレーコートはなじみが薄いと思う。

　何故クレーコートで練習、試合をするのだろうか。

　その理由は、R.ナダルを始めとする、スペイン、南米の選手の強さにある。
　ロシアの選手も、練習場所としてクレーコートを選ぶ。

　さあ、なんだろうか？

　グランドスラムとコートサーフェイス

クレーコートのメリット.デメリットをまとめてみた。
　参考にして欲しい。

　クレーコートの　メリット
　脚の負担が少ない
　ラリーが続く
　リターン力重要
　展開力が必要

　クレーコートのデメリット
　足が滑る
　イレギュラーする
　ラインが滑る
　手入れが大変
　雨の後使えない
　足もと汚れる

　クレーコートはボールが遅くなる。
　弾むと減速して、ボールが遅くなるからだ。

　サービス力はかなり落ちる。
　その分、リターン力、ストローク力が重要となる。

　フォアに回り込む余裕もできる。
　ナダルがそれを証明してくれる。

　R.ナダルのフォアの回り込み　

　フットワークが重要な要素となる。
　D.フェレールの強さ、デフェンス力がそれを証明する。

　D.フェレールのフットワーク　

　ラリーが長いので、戦略が必要、
　一発勝負は難しい。

　ラリーをしながら展開を作る。
　だから戦略、そのための戦術、そのためのショットが必要になる。

　R.ナダルのエッグボールが、そこまで行かなくても、ムーンボールでの展開は必須だ。

　R.ナダルのエッグボール　

　ベースラインの後ろでの展開が多くなる。

　コートのゾーンの意識も重要だ。

　システム5で、ゾーン5、ここがR.ナダルの戦場だ。
　システム5って何？　　

　試合が長いから、精神力も試される。

　メンタルタフネス、テニスの重要な要素だ。

　メンタルタフネスの強い選手、D.フェレール

　そこで錦織圭は今、闘って、磨きをかけている。

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