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2012年5月29日 (火)

アザレンカ 薄氷の大逆転 グランドスラムの重さ

V.アザレンカが教えてくれたもの。
 それはグランドスラムの重さだ。

ロランギャロ 初日の緊張感
 今年のロランギャロは、コートが速い。
 ハードコートの感じがすると。
 一方でボールが変わった。
 バボラのボールになる。
 フランスの大会なのだから当然かも。
 このボールが少し遅いらしい。

 選手は少し戸惑うだろう。
 クレーキング、R.ナダルがどう評価するか?

 グランドスラムとコートサーフェイス
  

 グランドスラムは重い。選手にとっての意義、緊張感、全てが重くのしかかる。
 トッププレーヤーには逆に緊張になる。
 シードを守らなくては。
 ランキングを上げたい。
 だから面白い。
 女子は3セットだが、男子は5セット。
 だから試合の作り方が全く違う。
 多くの逆転劇が生まれる。
 だから感動する。

 トッププレーヤーだって緊張する。
 この緊張感を楽しめると良いのだが。
 グランドスラムならではの重さがある。
 緊張とどの様に向き合うか。
 試合に出る人なら誰でも直面する。

緊張感をほぐす方法を考えてみよう。

Rgvicabri9

 V.アザレンカ選手、苦しんだ。そこから学ぼう。

第1セットの出だし。

Rgvicastats1

 快調に飛ばせた。
 リターンエースの連発。2ndサービスを叩く。
 これで相手は選手に巣室と思っていた。

 しかし、相手はしたたかなベテラン。
 V.アザレンカがウィナーを決めても、焦るそぶりを見せない。
 これも重要。たかが1ポイントなのだから。
 緩いボールを織り交ぜ、V.アザレンカのタイミングをずらす。


 チャンスはV.アザレンカに多かったが、ベテランが確実に取った。
 これがまた焦りを誘う。

 Na Li と対戦した、シルステアが学ばなければいけない部分だ。
 シルステア強打が得意で、打ちこんだが、Na Liにはさらに打ちやすかった。

 自分の得意で戦って、相手に敗れたのでは仕方がないのだが。
 さらに相手が得意だったら、相手の苦手を探すことが重要だ。

 1:緊張する自分を観察
 V.アザレンカは追いつかれて焦ってしまった。
 タイブレークを落とした事も痛い。自分を責めたことだろう。

 第2セットもずるずる、0-4まで来てしまった。
 2:力を抜いて
 3:開き直る
 そう、自分はNO1,自分を信じよう。
 V.アザレンカの良さが戻ってきた。
 スプリットステップをきちんとして、
 V.アザレンカの良さ、基本に忠実なフットワーク

Rgvicastats3


 第3セットにやっと自分を取り戻した。
 ブリアンティは、勝てたと思ったはず。
 この「勝てた」と思うと気が緩む。

 試合のメンタルタフネスは難しい。
 トレーニングが必要。

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つなげるところはつないで、
 チャンスボールを落ちつて決める。

Sayingvicagslam


 本日の御教訓 トッププレーヤーだって緊張する
 グランドスラムの重さ
 1:緊張する自分を観察
 2:力を抜いて
 3:開き直る


山本ケイイチのコンディショニング・トレーニング ~カラダ本来の能力を引き出す体操~

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