フェレールが示した デルポトロ対策 柔良く剛を制す

フェレールの強さ　ウィンブルドン
　フェレール選手の相手は錦織圭を軽く破ったＪ.Ｄ.ポトロ。
　結構競るかなあと思っていましたが、
　あっさり勝利しました。その差はどこでしょうか？
　フェレールの勝ち方に錦織圭へのヒントがあります。

　試合のアドバイスで重要なのは、戦略です。
　良く草大会でも、自分に勝った相手の次の試合を見るように勧めます。
　負けた後、試合よりも練習したがる人が多いのですが、
　特にその相手を破るプレーを参考にする。これが重要なんです。

　フェレールのＪ.Ｄ.ポトロとの戦い方、錦織圭選手へのアドバイスがあります。
　まあ、本人はそんなこと百も承知でしょうけれど。
　フェレールの、J.D.ポトロ戦の戦い方は、一般プレーヤーにも参考になります。
　強い相手にどうやって勝つか、まさにそれを示しています。

　サービス力は相手が上。フォアは強力。
　相手の作戦も見えている。D.フェレールのバック狙いでフォアの逆クロスを警戒している。

　ロランギャロでトップ4の一角を崩したＤ.フェレール
　

　フェレールの作戦はシンプルです。
　剛腕、ビッグサーバーの強いボールに対しての戦略は。

　柔道に

　あります。

　柔
　良く
　剛を
　制す。

　そのきっかけは粘り強いリターン力　

　そして心の強さです。
　　
　ボールを拾いまくる。
　リターンは前で反応する。

　時々緩いボールを入れて、タイミングをずらす。
　これが見事にはまりました。

　緩いボール、ムーンボールですね。
　ムーンボールの打ち方、使い勝手

　フェデラーだって使っています。

　錦織圭選手はちょっと真っ向勝負に行きすぎました。
　勝負したい気持ちは分かりますが。

　錦織圭Ｊ.Ｄ.ポトロ戦

　それからフェレール選手の淡々と集中を切らさないプレー。
　マナーも良かったです。

　数字で見ると、大差がありますが、試合の内容は結構スリルがありました。
　フェレールの粘りに、Ｊ.Ｄ.ポトロが諦めた感じ。

　試合の数字です。

　1，2セットは結構Ｊ.Ｄ.ポトロも粘っていましたが。

　最後は一気に引き離れされました。と言うか、諦めたんですね。

　これって錦織圭とＪ.Ｄ.ポトロ戦と同じ
　Ｄ.フェレールの真骨頂。

　粘る、
　しこる
　一般プレーヤーにも凄く大事な事です。

Ｄ.フェレール　Never Give Upです。

　本日の御教訓　フェレール　柔良く剛を制する
ボールを追い続ける
　１：決して諦めない
　２：淡々とプレーする
　３：相手のリズムを崩す

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