テニス 一点突破の集中力 イスナー敗る カナダの若手

テニスとデータ
　試合で勝って、数字でも勝って、勝負に負けた。
　今までずっとトッププレーヤーのデータを採っていたが、初めて、数字では表れない勝負が出た。

　ロジャーズカップのJ.イスナーとフルセット。
　先のCiti OpenでJ.D.ポトロに敗れて、準優勝のJ.イスナーを破ったV.ポスピシル。
　ワイルドカードで出場のカナダの新鋭だ。

　数字を比較すると面白い。
　ブレークポイントコンバージョンの数字が多い方がまず勝つ。
　J.イスナーは２、V.ポスピシルは１　　しかし、勝利はV.ポスピシル
　1stサ-ビス　のポイント獲得率は全くのイーブン　76％
　2ndサービスはJ.イスナー　67％で10％も多い
　サービスエース　はJ.イスナーが24本、V.ポスピシルは16本
　サービスエースの打ち合い　
　J.イスナーはサービスポイント獲得の内の30％近くをサービスエースで奪っている。
　これは効率が良い。
　J.イスナーのサービス力　　　N.ジョコビッチに勝っている。
　勝負を分けたのは、ブレークチャンス12回もあって2回しか活かせなかったJ.イスナー
　6回のチャンスで1回を活かしたＶ.ポスピシルと言う事になる。

一点突破の集中力

　しかもJ.イスナーはタイブレークにメチャ強い。勝率も高い。
　そのJ.イスナーから2回のタイブレークで勝ったのだから、
　凄い集中力と言う事になる。

　テニスの強さはタイブレークで分かる。
　サービス力が大きい。

　特に最近の試合は、ダブルス、女子では特に3セット目はマッチタイブレークが多い。
　10ポイント先取のタイブレークだ。

本日の御教訓　勝負の行方
数字だけでは表せない
　１：集中力
　２：一点突破
　３：諦めない

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