ナダル 強い マレーを寄せ付けず ロランギャロス2014

クレーキング　ゆるぎなし　マレーを圧倒
ナダル有利との展開は明らかだが、まさかここまでで差が出るとは。
　序盤から自分のペースで快適に飛ばす。

　ショットにキレがある。
　みなぎるクレーコート、レッドクレーでの自信がうかがえる。

　ナダル　A.マレー戦、予想

　まさにナダルはブロックマスター。
　A.マレーの執拗な攻撃を跳ね返す。

　R.ナダルはフォアハンドストロークのプロペラスウィングが話題になるが、

　N.ジョコビッチに言わせると、怖いのはそのバックハンドの安定性。
　しっかり面で合わせて来る。

　バックハンドの多様性もあるのだから始末に負えない。

　一方位のA.マレーは、高い打点からフラット気味に叩いてくる。
　E.ガルビスと似ている。

　しかしナダル、マレーの高速バックハンドを苦も無く、
　カウンターで切り返す。チャンスメイクが上手い。

　ローマでのフルセットが嘘の様な、一方的な試合展開。
　　
　この二人、デフェンス力の選手。
　ラリーの展開に強い。

　そして二人とも、トップに勝ちあがるために、
　攻撃力をアップしていた。

　A.マレーはウィナーを増やすこと。
　

　ナダルは、サービス力の強化だ。
　意外だが、R.ナダルの素晴らしいのは、
　1stサ-ビスの確率が良い事。
　
　2ndサービスのポイント獲得率が群を抜いている こと。
　

　トッププレーヤーでは2ndサービスは叩かれる怖さがあるが、
　それをR.ナダルは回避できることになる。

6-3, 6-2 6-1
　ナダルは、A.マレーのバックにサービスを集め、次にウィナーを奪った。
　A.マレーにチャンスらしいチャンスは全くなかった。
　それだけR.ナダルが凄いということ。

　A.マレーはテニスの強さを示すデータで全て、
　ナダルに奪われた。
　1stサ-ビスのポイント獲得率　ナダルは91%
　2ndサービスでも60%弱。

　リターン力、A.マレーは得意なはずだが17%と屈辱的な数字。

　圧巻はブレーク数。
　R.ナダルは6回のチャンスをすべてブレークに成功。
　A.マレーはチャンスすら作れなかった。

　チャンスに強い　R.ナダル　　

　この敗戦は忘れたくても忘れられないね。
　クレーコートではするべきことがたくさんある。
　でもウィンブルドンのグラスに慣れる良い機会だと言い聞かせて、　
　
　レッドクレーを去った。

　レッドクレーで敗れた
　錦織圭、
　R.フェデラー
　S.バブリンカと、着々とウィンブルドンの準備に入っている。

　一方、レッドクレーのキング　R.ナダルは
　N.ジョコビッチとのファイナルの照準を合わせている。

試合前に読むレッスンカード
　勝利の法則シングルス
　勝利の法則ダブルス

　剛腕　E.ガルビスを抑え込んだ　N.ジョコビッチ

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