錦織圭の強さ ナダルを凌ぐ戦略 クレーコートでも強化

錦織圭のブレインゲーム　ナダルを追い詰めた実績
　去年のマドリッドオープン　ファイナルR.ナダル戦から
　2014ファイナル、錦織圭は　あのクレーキング　R.ナダルを6-2 4-2まで追いつめた。
　調子は絶好調。
　　

　結果はそこから8ゲーム連取され、フルセットで敗れたが。
　原因は背中の痛み。

　ナダル自身が「圭に負けた試合だった」と、はっきり語った。
　錦織圭がリタイヤを告げに行った後。R.ナダルが錦織圭を慰めに行っていたのが印象的だった。

　今年のクレーコートの強さ、ナダルのすぐ下の3位。

　有名な解説者が
　錦織圭の武器は　レザー　バックハンド
　リーサルウエーデルンポンは、フォアに回り込ショットと語った。

　これってR.ナダルの専売特許化と思いきや。この試合では錦織圭の方が良かったと。
　R.ナダル、フォアの回り込み　　

アドコートの錦織圭の強さ
　フォアに回り込が活きる。
　この試合、フォアに回り込むの上手さは、R.ナダル以上だった。
　ナダルをしてこのセット14本のフォアハンドのアンフォーストエラーをさせた。
　大きく外に外す。それだけ錦織圭のショットが強かったのだ。

　錦織圭、フォアの回り込み　

戦略が良かった
　錦織圭のフォアに回り込みが余りに良く、R.ナダルはクロスコートに気を取られた。
　フォアに回り込むと逆クロスが多くなる。
　これはR.ナダルも同じ事。
　そこから一閃、錦織圭のダウンザラインが飛んでくる。

　錦織圭のバルセロナ　クリザン戦でのダウンザライン。

　フォアでもバックでも。オープンコートかと思えば逆を突ける。
　相手の動きを良く見ている観察している。

　少し前までは、出だしのスローーなのは、相手を観察をしているからなのだろうか。
　去年の末位から、大きく改善。
　

　この切り替えが良かった。
　錦織圭のフォアハンドは130㎞　　しかもベースラインに入って打つ。
　R.ナダルは114km　　　トップスピンの量が桁外れに多いから仕方がないのだが。
　ナダルの回転量　4800PPM/m　　

　バックハンドも両手打ちのトッププレーヤーでは最速
　片手打ちではS.バブリンカが最速。　

　錦織圭のバックハンド、非常に良かった。
　深くて速い。
　ベースラインの内側に入り打つので、R.ナダルに時間を与えなかった。
　クロスコートに打つ時は、浅くワイドに打って、R.ナダルを外に出し、
　ダウンザラインはR.ナダルのバックを突く。
　これが良いので、R.ナダルのバックは、スライスでやっと返すこととなる。

二人に共通している作戦、それはサービスの次のショットをフォアでウィナーを狙う事
　これはR.ナダルの選手のサービスゲーム戦略として有名だが。

　この試合
　錦織圭は90％　フォアで打ち　59％のポイントを奪っている
　R.ナダルは89％フォアで打っているが、ポイントは49パーセントにとどまった。

　1stサ-ビス、フォアハンドストロークこの流れを作る事。
　錦織圭の良さの原点はサービス力のアップにある。
　

　ナダルのフォアハンドストローク　　

　ナダルのブレインゲーム、競った時の集中力は抜群

★☆★　　　クレーコート　シーズン　　★☆★　　
　マドリッドオープン　公式サイト　　
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　　　5月24日

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　　錦織圭出場予定のマドリッドオープンを5月5日から

　錦織公式サイト　　

錦織圭を育てた　ゲーブハラミロ最新ストローク上達法

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