ナダル 復活の兆し エッグボール 強打 共に良し ハンブルグ

ナダル復活への道　エッグボールが跳ねる
　男子テニスのベット・アット・ホーム・オープン（ドイツ/ハンブルク、クレー）は１日、
　シングルス準決勝が行われ、
　第１シードのＲ・ナダルが第４シードのＡ・セッピを
　6-1, 6-2のストレートで下して決勝進出、
　今季３勝目に王手をかけた。

　準々決勝で、勝ちはしたが、まだまだR.ナダルらしくない勝ち方だったが、
　今回は、ナダルらしかった。
　１stサ-ビスでのポイント獲得率、
　リターンのポイント獲得率ともに高かった。

　９回のブレークチャンスで７回ブレークに成功。
　A.セッピにチャンスらしいチャンスを与えなかった。

R.ナダルのエッグボールが再び生き返っている。
　気持ちよさそうに、弾みあがる。
　A.セッピのボール、R.ナダルの勢いに負けて、浅くなったところを、
　高い打点のフラットで打ち込む。

　不調になり始めて、高い打点でのフラットは相当練習してきた。
　しかし、そのために自信のリズムを失っていたが、この試合は完璧だった。

　マドリッド　A.マレー戦　ゾーンでの悩み

エッグボールの超回転量とフラットの回転量を抑え、スピードアップ。
　この2種類のボールでA.セッピは翻弄された。

　R.ナダルの代名詞、エッグボール

　エッグボールとキックサービス、超回転量を活かす

　そしてフォアの回り込み
　A.セッピの２ndサービスとは言え、しっかりセンターを突いている。
　これを予測して、驚異のフォアの回り込み。

　決勝では第８シードのＦ・フォニュイーニと対戦する。これがR.ナダルには難敵。
　今年２度敗れている。ここで勝てば、復活の糸口がつかめる。

　ナダルの強さ、試合の展開力。

　フォニュイーニは準決勝で予選勝者のＬ・プイユに6-2, 7-6 (7-2)のストレートで勝利。

　決勝で対戦する両者は今回が通算７度目の対戦。
　ナダルは今年だけで２度フォニュイーニに敗れている。
　2月　リオデジャネイロ　この時はF.フォジーニのフットワークが良かった。
　

　4月バルセロナ　F.フォジーニの予測力

　ナダルは過去のハンブルグ大会で２００８年に優勝しており、
　今回は７年ぶりのタイトル獲得を狙う。
　今年は３月のアルゼンチン・オープン、
　６月のメルセデス・カップで優勝している。今年はまだまだ優勝が少ない。

　フォニュイーニは、大会２度目の優勝を目指す。

ハンブルグ　ハイライト動画　準決勝

　ナダルの復活は近い。楽しみにしよう。

　錦織圭登場のアメリカUSオープンへの道

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★☆★　　ＵＳオープン　シーズン　★☆★　　ハードコートの熱き戦い　　　

Rogers Cup 　56ドロー　Masters 1000　　8月10日～8月16日
　カナダ 、モントリオール　
　トッププレーヤーがウィンブルドン以降初めて全員登場

Western & Southern Open 　56ドロー　Masters 1000　　8月16日～8月23日 　アメリカ 、シンシナティ　

US OPEN （全米オープン）　128　　Grand Slam　　8月31日～9月13日
　ニューヨーク
　この試合、Ｓ.ウィリアムスに年間グランドスラムの大きな期待がかかる。

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