錦織 無念の準決勝敗退 反省材料多い 次は北京ATPマスターズ
錦織圭、鬼門のB.ペール 楽天オープン連覇ならず。
ラグビー、スコットランドがサモアに僅差で勝ったために、準決勝進出はなりませんが、
ラグビー、日本の位置。
アメリカ戦、見る方が多いでしょう。それだけのラグビー人気です。
サッカー、シリア戦に勝ち優位に。
錦織圭は、今の日本人の一番好きなスポーツマン。
結果論では何とも言える。残念な錦織圭の敗退。楽天オープン2015。
本人が一番重く受け止めているだろうけれど。
スコアはB.ペール 1-6 6-4 6-2 大味な結果だが、競ったゲームも多かった。
データ的には ファーストサーブで錦織圭
2ndサービスでB.ペール
ブレーク数でB.ペール
総得点で錦織圭 デュースゲームの勝率が大きかった。
錦織圭の敗因を探る
結果論、
1:B.ペールはUSオープンの勝利は別として、チャレンジャー精神で戦い続けたこと。
先に仕掛けをしてた。
2:B.ペールいつものようにリラックスしてプレーしていた。これが一番難しい。
3:錦織圭、第2セット、勝ちを急いで打ち合ってしまった。
USオープンと同じ轍。
教訓 勝っている時はそのままGo
負けている時は時間を稼ぐ。
徐々に勝ち切る、錦織圭が焦った。ウィナーが減り、アンフォーストエラーが増えた。
逆に、B.ペールはウィナーを量産打ち切ってきた。
土居美咲は静かな選手、錦織圭的、
B.ペールは喜怒哀楽をはっきり示す選手
これはどちらが良いかは難しいが。
少なくともミスは見せない方が良い。
メンタルタフネス、の基本。ウォームハート、クールヘッド
冷静に状況を判断
でも試合には熱く望む
確かに第2セットからのB.ペールのテニスが良かった。
ファーストサーブ、サービスエースを含めて、反撃の糸口を与えなかった。
一方錦織圭は2ndサービはスを叩かれて、ポイントを奪われているので、
ファーストサーブの確率が落ち、悪い循環になって来た。
何しろ、1stサ-ビスのネットミスが多い。
力が入り、腕が縮んでいる。
初戦のコリッチ戦の1stサ-ビスと同じ状況。
一方、B.ペールはサービス、コースとも抜群の出来。
錦織圭は予測の良い選手。M.シリッチ戦でもサービスのコースをしっかり読んでいた。
この時は錦織圭らしい試合展開。
第2セット、錦織圭、1stサ-ビスが入らなくなくなった。第1セットは70%でこれならと思ったが。
それが試合のプレッシャー。
フォールトもはっきり分かるほどずれている。コントロールが悪い。
B.ペールにしっかりセカンドのコースを読まれていた。
逆を浮かれても、サービスがそれほど速くないので、対応している。
この姿勢に入ると、B.ペールのコースは読みにくい。
錦織圭の方が得意のはずのリターン。
ここでもB.ペールが上だった。と言うか、錦織、完全に力が入り過ぎていた。
第1セットは楽楽決まっていた(錦織圭だからですけれど)リターンエースが決まらない。
ここでいけないのが、ミスしたことを表情に出していたこと。
R.フェデラーなら、今のは狙ったのだから仕方がない、次に切り替える。
これが少しずつ、錦織のフラストレーションを貯めて行った。
B.ペール、恐れを知らずに、1stサ-ビスから攻撃してくる。ミスしてもセルフトークで怒るが、
次には集中する。
ここが凄いところ。
錦織圭はミスすると、「えっつ今のが入っていない」と明らかに嫌な顔をする。
B.ペール、錦織圭の1stサ-ビスでもバックに来ると、呼び込んで、さらにクロス、ダウンザラインと打ち込む。
サービスよりも速い感じのリターン。
ベースラインにしっかり入り込んで打って来る。
リターンの構えが面白い。普通のプレーヤーは、リターンでしっかり構える。
錦織圭はその典型。
B.ペールは軽く突っ立ち、リラックス。そして相手がサービスを打つと、するすると中に入る。
これは使える。
錦織圭はどうすれば良かったか。
先に攻めるパターンをもっと出すべき。
サーブ&ボレー、
ドロップショット、
リターンダッシュ。
錦織圭のナイスショット ハイライト動画
ポイントは錦織圭だが、仕掛けたのはB.ペール.ここが問題。
1stサ-ビスの確率を上げて、ボディサービスに徹するべきだった。
リターンの構えに入るのが早過ぎている。もっと時間を稼ぐべき。
サービスゲームは完全にB.ペールのタイミングになっているのだから、時間を稼ぐべきだった。
大体、試合前の、トイレはトッププレーヤーでは考えられない事。
緊張していたんだろう。
まあ、負けは負け、プラス思考としては,早く次の上海へ切り替えを。
第2セットから、B.ペールは、いろいろなショットを繰り出してきた。
特に、ネットプレーの多さ。錦織圭に大きなプレッシャーを与えた。
結果論だが、クロスのラリー勝負をし過ぎた
B.ペール
準々決勝 ハイライト動画
錦織圭 vs M.シリッチ
S.バブリンカ vs クライチェック
G.ミューラー vs G.シモン
B.ペール vs N.キルジオス
ジョコビッチの強さ、心.技.体に学ぶ
楽天オープンの決勝は
S.バブリンカ対友人のB.ペール 屈指のバックハンド対決が見れる。参考にしたい。
北京では N.ジョコビッチとR.ナダルの決勝となった。
アジアでは今。
錦織圭を強くしたメソッドDVD
「ゲイブ・ハラミロの「Making Champions 4&5」(サービス&リターン)」
★☆★ テニス,アジアが戦場 ★☆★
ATP
この写真は付属品の全てを紹介しています。マグネット、イレーサー、マーカーは1セットです。
自分のテニスを知ろう
スコアをつけるためのテニスノート
1クリックして頂けたら嬉しいです よろしくお願いします。
にほんブログ村
最後まで読んでいただいて、有り難うございました。
| 固定リンク
「テニス」カテゴリの記事
- テニス徒然草 特別編 上達のヒント(2017.10.18)
- 人気ブログ テニスコーチ部門 上位 関心の記事は?(2017.10.11)
- ナダル、フェデラー出場 注目のLaver Cup2017(2017.10.01)
- テニスコーチ人気ブログ上位 感謝プレゼント コート図、下敷き用原案(2017.09.22)
- 舞台は日本 テニスの主戦場 デビスカップ、東レパンパシフィック(2017.09.19)
「動画」カテゴリの記事
- デミトロフの魅力 速攻、美しい片手打ち(2017.11.02)
- 杉田 不調 どう立ち直るか プラス思考で(2017.10.31)
- テニスQ&A ダブルス編 試合の展開(2017.10.30)
- テニスの質問 ポーチに動きたい 良い練習は?(2017.10.19)
- テニス徒然草 特別編 上達のヒント(2017.10.18)
「錦織」カテゴリの記事
- ナダル1位復帰 最新ランキング ズべレフ、デミトロフ(2017.08.22)
- 最新ランキング 2017 8月3週 ズべレフup錦織は?(2017.08.15)
- 錦織、無念、手首の痛み 棄権 USオープンに備える(2017.08.14)
- 錦織 次の試合 W&Sオープン 第5シード 開き直れ!(2017.08.13)
- エンターティナーになれない錦織 観衆を味方に、モンフィルズに大逆転食らう(2017.08.10)
「サービス」カテゴリの記事
- 大坂なおみ、躍動 ビーナス撃破、大きく復調 香港オープン(2017.10.12)
- 杉田 踏ん張り効かず SFで敗れる 課題は?(2017.10.01)
- 東レ2017優勝 Newウォズアニッキ 攻撃力up(2017.09.25)
- ナダル vs ポトロ 試合の予測 USオープン2017のデータから(2017.09.09)
- 大坂なおみ 悔しい敗戦 USオープン2017 ベスト16ならず(2017.09.03)
「リターン」カテゴリの記事
- 杉田 踏ん張り効かず SFで敗れる 課題は?(2017.10.01)
- 杉田 快調、セミファイナル 成都オープン 次はD.イストミン(2017.09.30)
- リターン 上達法 日本選手の活躍から フィーリングを活かして(2017.09.21)
- ナダル vs ポトロ 試合の予測 USオープン2017のデータから(2017.09.09)
- 杉田 欲しかった勝利 USオープン2017 良かった点(2017.08.31)
「楽天」カテゴリの記事
- マクラクラン勉・内山靖崇ペア、ランキング急上昇、強さ(2017.10.10)
- 日本ペア 念願の優勝 マクラクラン勉・内山靖崇 楽天オープン2017(2017.10.09)
- ダブルス 内山・勉ペア決勝へ 楽天オープン2017(2017.10.08)
- ジョンソン スーパーランニング ボールを追う執念(2017.10.07)
- ダブルス 日本ペア大金星 楽天オープン2017、スコア、スタッツ(2017.10.06)
「教訓」カテゴリの記事
- 杉田 不調 どう立ち直るか プラス思考で(2017.10.31)
- テニス徒然草 特別編 上達のヒント(2017.10.18)
- ダブルス 内山・勉ペア決勝へ 楽天オープン2017(2017.10.08)
- ティエムに学ぶ 攻撃テニスの原点 波状攻撃(2017.10.05)
- 杉田 踏ん張り効かず SFで敗れる 課題は?(2017.10.01)
「戦術」カテゴリの記事
- デミトロフの魅力 速攻、美しい片手打ち(2017.11.02)
- 杉田 不調 どう立ち直るか プラス思考で(2017.10.31)
- テニスQ&A ダブルス編 試合の展開(2017.10.30)
- テニスの質問 ポーチに動きたい 良い練習は?(2017.10.19)
- フェデラー強い ナダルのデフェンス力を撃破上海マスターズ2017(2017.10.16)
「敗因」カテゴリの記事
- 杉田 不調 どう立ち直るか プラス思考で(2017.10.31)
- 杉田 踏ん張り効かず SFで敗れる 課題は?(2017.10.01)
- J.D.ポトロ 奇跡の大逆転 USオープン2017 勝因は?(2017.09.06)
- ナダルに健闘 ダニエル,太郎の試合をデータで振り返る 見どころ満載(2017.09.04)
- 大坂なおみ 悔しい敗戦 USオープン2017 ベスト16ならず(2017.09.03)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
錦織選手の敗因は何だったのでしょうか? 第1セットを見ていたら、負ける要素は感じられないのですが。
投稿: あっ君 | 2015年10月12日 (月) 19時31分
第1セットの時は、もう勝てると思いましたが。
ペール選手、大胆ですね。
投稿: 生徒A | 2015年10月11日 (日) 12時19分