インディアンウエールズ2016 錦織圭 次の相手 ストロークの考察
マスターズ インディアンウエールズ
砂漠の真ん中にある、高級リゾート。
それがインディアンウエールズ。
マスターズの中でも、
その規模が大きく、
第5のグランドスラムと
言われる。
試合の状況と、バックハンドのスライスの使い勝手について気づいた事がある。
早くも異変が起きた。A.マレーが3回戦で負けた。
アルゼンチンの53位のデルボニス。下位の選手に負けないので珍しい。
デビスカップ日本戦で3連戦、疲れが残っていたのかもしれない。
N.ジョコビッチも、2回戦、第1セット1-6でとられたが、その後は生き返った。
デビスカップ、錦織圭が勝った、M.ククシキンと5セットの大死闘を演じた。
N.ジョコビッチ、次は、テンポの良い、P.コールシュライバーと当る。
R.ナダルもフルセット、苦戦を強いられている。ナダルまだ本調子ではない。
次は、ダブルスを組んで、ブライアン.ブラザーズを苦しめた、
F.ベルダスコ。今年の全豪1回戦で負けている。
錦織選手、実はインディアンウエールズではよい成績を残していない。
今まで、4勝7敗。去年の4回戦進出が最高だ。昨日M.ククシキンに勝って、5勝7敗。
遅めのコートサーフェイスが影響しているのかもしれない。
4回戦で当たるのは、去年から良く対戦している、アメリカのS.ジョンソン。
錦織圭の3連勝だが、結構競った試合が多い。
サービス力がある。
フォアは強打、バックはスライス。
今年のオーストラリアンオープンでは2回戦で当たり、逆転勝ち
その直前のブリスベーンでは、6-4 7-5
2014 グラスのハレではクオーターファイナルで7-6 7-6と大接戦。
錦織圭のフォアハンドは武器だが、なかなか打たせてくれないだろう。
錦織圭のフォア。デフェンス力、オフェンス力をしっかり使い分ける。
トッププレーヤーでも最近、スライスを多用する傾向にある。
一時は、バックも高い打点で打ち込むのが主流だったが、
自分の打ったボールも跳ねるので、その勢いを利用されて打ち返される。
その良い例が、R.ナダルの、エッグボールを得意とする、N.ジョコビッチ。
そこで強打を避けるために、むしろ、低い弾道のスライスでペースを変える訳だ。
バックハンドはスライスを多用する。
両手打ちバックハンドでスライスを打つには
ダブルスも上手いので、バックハンドからアプローチショットでネットに詰める事も多い。
錦織が、このバックハンドのスライスを嫌がらずに、低いボールを上手くさばければ、
簡単に勝てるだろう。
ジョンソン、リターンのミスが少ない。それもバックをスライスで安定して返せるから。
ジョンソン、フォアに回り込むがバックはスライスでまず返してくる。
織り交ぜ、
ペースを崩しに
かかるだろう。
このインディアンウエールズの
コートは遅い。
錦織の苦手な遅いコート。
スライスで焦らされないことだ。
この作戦は、一般プレーヤーのバックの戦術としても有効。
錦織圭はバックハンドが上手いが、一般プレーヤーはバックはスライスの打ち合いとなる事が多いので、
参考になるはずだ。
バックハンドのスライス、S.バブリンカが上手い。
チャンスを待ちながらスライスを送る絶妙のタイミングがいい。
もちろん、少しでも浅くなれば必殺の高速バックハンドが仕留めに来る。
錦織圭のバックハンドの得意技は、ショートクロスとダウンザラインの打ち分け。
ナダル、N.ジョコビッチ、大苦戦。G.デミトロフ敗れる。
錦織圭、
オーストラリアンオープンでの対戦
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