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2016年8月14日 (日)

錦織 決勝ならず またもやマレーの壁 リオ、欠点突かれる

オリンピックテニス 錦織圭 決勝進出ならず 欠点を突かれる。
 A.マレー、勝負強さ光る。
 錦織圭、前日のG.モンフィルズ戦、負け試合をもぎ取った、執念が見れるかがポイント。
 過去は、A.マレーの6勝1敗。特に安定性が目立つ。
 直近はデビスカップ、この時も2セットダウンからフルセットで粘り、あわやと思わせたが。

Rio オリンピック
 男子シングルス準決勝
 J.D.ポトロ◎ 5-7,6-4,7-6(5)  ×R.ナダル  逆転勝ちは立派
 A.マレー◎ 1-6,4-6  ×錦織圭
Murraykeiscore

A.マレーのしたたかさ。
またも立ちふさがるA.マレーの壁。
しかも、A.マレーには名コーチI.レンドルが復帰 して、心の支えもしっかりしている。

 錦織圭も苦労して勝ち上がっている。
 一方のA.マレーも、接戦を続けている。

 A.マレーは特徴は、鉄壁の防御
 前後左右のフットワークも良い。
 パッシングショットは秀逸。相手がネットに出にくい選手の一人。
 意外と防御が良いから目立たないが、サービス力の良さだ。
 この両輪が火を噴いた。
 A.マレー、錦織圭直近の試合。 デビスカップ
 この時フルセット、差は僅差と感じたが


 それをさせてしまったのが、錦織圭の悪い癖。
 これが無ければとっくに世界のトップに立っているハズだ。

 それは1:1stサ-ビスの確率の悪さ、
 そこから発する、2:出だしの悪さ、 超スロ―スターターなのだ。
 大体の試合がブレーク先行で、追いつき逆転。
 これって野球の先発投手のデータと似ている。
 競輪で言えば、追込み逆転タイプなのだ。ギャンブラー的とも言える。

 格好いいが、体力的な負担が大き過ぎる。
 怪我の要因にもなる。

 G.モンフィルズ戦、不利だった前半を 

 開き直って勝ったタイブレークのデータ
 このタイブレークの1stサ-ビスの確率は100%。
 それほど鋭くはないが、相手にとっては1stサ-ビス、一応防御から入る。

Keistdefence
 得意のストローク、ベースラインに入って打ちたいが、A.マレーのストロークが深い、
 後ろに下げられた。

 一方のA.マレー、自分からコントロールしているので、気分的に楽。
 その分、サービスもリラックスして打てる。
Murrayserkei

 ここまでフラットで打てるのは立派、日本人の身長では無理。
 これで210キロは出る。


 
 しかも1stサ-ブは全力で打つ、これを見すると、いくらセカンドサーブあるとはいえ、体力の消耗が大きい。
 腹筋痛から癒えたばかりなのだから、少し1stサ-ビスのスピードを落としても確率を70%以上に上げたい。
 
そして、錦織圭が生き残る道は速攻、3球目攻撃
 

 これは特に一般プレーヤーにも言える事だ。
 トッププレーヤーは2ndサービスが良いから、良いが、一般プレーヤーではダブルフォールトのプレッシャーは大きい。

 サービス上達法、全体の良いイメージを早くつくろう。  

 体格的に不利な錦織圭は、相手との試合をしながら、展開を操る戦略家タイプ

試合スタッツ、差が良く分かる、完敗だ。
Murraykeistats

 

 相手がそこそこだと、1,2のブレークのビハインドから、立ち直すことが出来るが、
 トッププレーヤー、特にBig4では、それが難しい。
 勉強になるN.ジョコビッチ戦

 錦織圭が、安定してトップ4に入れない理由 はそこにある。
 
 しかし、ここはそろそろ自分でこじ開けないと、道は開けない。

 勝ち続く、Big4の強さ、それは安定性
 
 Rio  準決勝A.マレー 錦織圭戦 ハイライト動画

 全ポイントがある。 NHKの見逃し動画は素晴らしい。
 

3位決定戦は、J.D.ポトロに敗れた、R.ナダル。 苦手な相手だが、チャンスはある。
エッグボールが復活中
 コートサーフェイスはナダルが得意の遅いハードコート。
 だからこそやりがいがある。
 錦織圭がどこまで高い打点で叩けるか

 相手のR.ナダル。  このオリンピック好調、
 男子ダブルスでは完全なダークホースで優勝 
 
 手首の怪我から完全に復調している。この男タフ。
 このナダル戦、気持ちの戦いとなる。
 過去は、R.ナダルの9勝1敗、  しかし2015ロジャーズカップで勝っている。これは大きな自信だ。
 
 この時の鍵はサービス。1stサ-ビスは必須だ。
 そして即効、ナダルに展開の余裕を与えない事。

 錦織圭の次へのステップで絶対に必要な部分だ。
 
 さあ、悩んでいる時間はない。
 気持ちを切り替え、3位決定戦の準備だ。
 ここは普通のトーナメントと違うところ、3位決定戦はない。

気持ちの切り替え方の練習となる。
 オリンピック、柔道、3位決定戦の気分だ。
 

 北島康介に見る気持ちの切り替え方
 
本日の御教訓 負けた次が大事
 切り替えを早く
 1:反省は、簡単にまとめ次へ
 2:良い自分を思い出す
 3:全力でチャレンジャー

「ゲイブ・ハラミロの「Making Champions 4&5」(サービス&リターン)」

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★☆★ リオ・オリンピックが良く分かるリンク集 ★☆★
 オリンピックのテニス、いろいろサイトは有りますが、一番分かり易いのは
NHK on Line のテニスです。  
 ここから種目に入ります。競技中、  終了、いずれにしても試合のスタッツを見る事が出来ます。

 ITF オリンピック ドロー、試合結果はここが良い。

 リオ・オリンピック テニス日本代表  

 Rio テニス 公式サイト  

 オリンピック日本代表  JOC公式サイト  

 日刊スポーツ
    
 ATP  

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