錦織 スリリングな勝利 マッチポイントしのぐ ベスト4へ
錦織 スリリング 3マッチポイントしのぐ。
全仏調整で、出場のジュネーブ。
第2シードで、地元の賭け率は、S.バブリンカを抜いてトップ。
期待がかかる。しかし、
試合はそんなに簡単ではない。
超長身、203㎝、強打、
ビッグサーブのK.アンダーソンに苦しめられる。
3つのマッチポイントをしのいで、2時間半を戦い切った。
疲労と、手首の状態が心配だが。
今年のクレーコートシーズンで、初めてのベスト4に入った。
昨年のメンフィスでの4連覇以来。
試合前の僕の予想、錦織圭の絶対有利だったが。
初戦のM.ククシキン戦、安定していた様子で安心。
皮肉な事に、今年は偉業の5連覇を捨てて南米の試合に出場。
そこから歯車が狂った。
ATPのサイトでも
「スリリングな3マッチポイントを潜り抜ける」。
と紹介される。
錦織圭◎ 2-6,6-4,7-6(6) ×K.アンダーソン
試合後のインタビューで、
「最初のセットはサービスが悪かったけれど、
少しずつ良くなってきた。
この様な勝ち方でも勝つ事が重要。」
と語った。
データでは負けていたが、ガッツ、執念で試合に勝った。
K.アンダーソン2ブレークで錦織圭の1より上。
普通は、K.アンダーソンの勝利。
悪い癖の第1セット。
仕方がない、K.アンダーソンは203㎝の超長身。
序盤から、
1stサ-ビスが
絶好調。
14本サービスエース。
10本は仕方がないが。
プラス4本は、
好調な印。
一方防戦一方の錦織圭、
1stサ-ビスの確率が上がらず50%、
ポイント獲得率も50%と低い。
これがブレークされた要因。
錦織圭の悪い癖。序盤に調子が上がらない。
ビッグサーバーに対して、S.クエリ戦
第2,3セットと、確率は上げたが、まだ低い。
こわごわ打っている感じがする。
手首の様子を見ながらなのだろう。
K.アンダーソンは積極的にネットに出る。
錦織圭得意のパッシングショット、
トップスピンロブが良かった。
第3セットのタイブレークは、K.アンダーソンが先にマッチポイントを握る。
錦織圭が得意のバックハンドのパッシングショットで追いつく。
K.アンダーソンが得意のフォアハンドのウィナー。
錦織圭がウィナーで追いつく。
超しびれる展開。
錦織圭は修正点がまだまだある
1stサ-ビスの確率 最低でも65%に。
リターンの精度を上げる
ゲームの序盤で試合を作る事。
クレーコートで強い自信で、勝ち上がって欲しい。
新しいデータで、強さが証明。
S.バブリンカも調子に乗り切れていない。
S.バブリンカ4-6, 7-5, 6-2. S.クエリ 逆転勝ち。
錦織圭は、S.ジョンソンを下した、A.ズべレフの兄、ミーシャとの対戦となる。
強烈なサービス力。
サーブ&ボレーが得意。A.マレーを全豪で破った。
錦織圭 K.アンダーソン戦、ハイライト動画
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