ダブルスの進化 東レ2017 決勝から 強化法研究
ダブルス決勝 東レパンパシフィック2017
ダブルスって面白いですね。
ペアの個性が光る。
若いシングルスペア二人と、ダブルスのスペシャリストペアの対決。
ダブルスのスペシャリスト、第4シード、クレパッチ、サンチェス組が
クレパッチ、34位
サンチェス 26位 しかしチームとしては10位
超攻撃的な二宮真琴。
ダブルスランキング
日本人ペア、結構上位にいます。期待しましょう。
オリンピックに向けて好材料です。
男子を何とかしたいですね。
デビスカップ、日本ワールドグループに残留。
ダブルスにも光明が。
シングルスのトッププレーヤー二人に勝利。
D.ガブリロバ、D.カサキナ ダリアペアは、シングルスのトッププレーヤー。
若く、さらに上を目指す。
奈良くるみ、尾崎里紗ペアに接戦で勝った。
勢いがある。
M・クレパーチ/ M・マルティネスサンチェス組◎ 6-3,6-2×D.ガブリロバ、D.カサキナ組
ダブルスとシングルスの違い を知る。
ダブルスの醍醐味を教えてくれた。
テニスは戦略的、戦術的なスポーツ。
ダブルスはより戦術的。
ダブルスは共同社業 だから。
東レの決勝に話を戻します。
この試合、見ていてダブルスの参考になる事が多かった。
参考になる点
1:ダブルスのスペシャリスト対シングルスチーム
2:デサイディングポイントの試合
プレッシャーが早く来る。
3: ダブルスは陣形勝負
4:ダブルスはペアリング、コンビネーション、
次に分けて細かく説明しよう。
1:ダブルスのスペシャリスト対シングルスチーム
非常に面白かった。
前々からダブルスは専用の戦略、戦術必要と話していたが。
シングルスの若い二人、ショットの勢いは有ったが、
ダブルスのプレースメントが重要。
ダブルスを知り尽くしている経験がものを言った。
シングルスペアの弱点とは。
個人のショットに頼って、ペアを活用していない。
戦術的には、ペアリングがしっかりしていない。
カバーが遅れたり、
サインミスも見受けられた。
アイフォーメーションは取るが、前衛、特にD.カサキナは動きが少ない。
この点ダブルスチームは、コンビネーションがしっかりしている。
一方のクレパッチ、サンチェスペアは、ダブルスのスペシャリスト。
どう戦うかが見ものだった。
最初はダリアペアが、ショットの勢いで相手を押し込んでいた。
しかし、ダブルスのスペシャリスト達は、
相手のスキを見つけて、そこにたたみみかけてきた。
流レをつかむ、これが上手さ。
シングルスチーム
ストロークが少し内側に入り込むこと。
ダブルスチームは、しっかりアレーに来る。
特に若いペアがアイフォーメーションをしている時に、
アレー目がけてのリターンエースはダブルススペシャリストならではのショットだ。
ダブルスチームはアレーを活用する。
2:デサイディングポイントの試合
結構デサイディングポイントがあったのだが、ここで勝負が分かれた。
ダブルスチームに流れが動いた。
デサイディングポイントの対処に仕方、
プレッシャーが早く来ることになる。
普通はデュースから一本あり、そこからゲームポイントが来るが、
デサイディングポイントが一本勝負なので、30-40,40-30の段階で、
プレッシャーが来ることになる。
なんとかデュース、と安心する余裕はない。
両チームとも、デサイディングポイントのレシーバーは決めていた。
勝利の法則 デュースゲーム
3: ダブルスは陣形勝負
この試合、最初は雁行陣で始まったが、
ダブルスチームが優勢になると、
お互いにアイフォーメーションを使う様になった。
アイフォーメーション、最近は2ndサービスでも使っている。
サービスのコースが甘いと逆襲されれる
基本はセンターが多い。その理由は?
リターンの角度がつけにくい。
サービスの勢いを使える。
センター狙い前衛の、頭周辺をサービスが通過する。
かなりのコントロールが必要だ。
ダブルスは陣形勝負
4:ダブルスはペアリング、コンビネーション、
二人で共同作業。
きちんと陣形をとる。
シチュエーションでフォーメーションを変える。
これが相手にプレッシャーを与える。
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