リターン 上達法 日本選手の活躍から フィーリングを活かして
ダブルスで日本選手、活躍
東レパンパシフィック 有明で。
奈良くるみペアが第一シードに勝ちました。
奈良/ 尾崎組は、接戦
7-6 (10-8), 1-6, [13-11]のフルセットで勝利を手にした。
デビスカップ、ダブルス、世界NO1のブラジルペアに敗れましたが、
収穫ありです。
デビスカップ
サービス力が上がっている昨今、
リターンの重要性と合わせて、ダブルスのお話を。
ダブルスで、内山靖崇と組んだ、B.マクラクレン。
日本のダブルスに貴重なダブルスのスペシャリスト。
経験を積んで、大きく日本チームを支えて欲しいですね。
ダブルスで錦織圭と組む、この可能性ってありだと思います。
読者の方から質問です。
Q&A ダブルスのリターンで悩んでいます。
クロスに
確実に
返したいのですが、
相手の
前衛が気になって、
凄く返す
コースが
狭く感じます。
思い切り良く、
バシンとリターンしたい。
A;ダブルスのリターン、試合をする様になると悩む点ですよね。
でも質問としたら、ダブルスを結構こなしている質問です。
ここから一気に飛躍できますよ。
リターンは結構難しいです。特にダブルス。
それも相手の前衛がチョロチョロ動く場合、
かなり気になりますよね。
ここでイライラしたら負けですよ。
リターン上手になる方法を考えましょう。
効率の良いリターン練習を考えてみましょう。
皆さんに質問です。リターン練習、どれ位しますか?
多分、試合前の4,5球ではありませんか?
取り立ててリターン練習って、余り見ません。
練習しなければ、リターンは上達できませんよね。
練習時間を考えよう。
試合に強くなる練習時間配分
リターンを難しくしている理由が三つあります。
1:リターンはストロークと同じと錯覚
2:リターンの練習法を知らない
3:良いサーバーがいない この3つです。
僕はまず皆さんに、レシーブからリターンへ。言葉を使い分けて欲しいと思います。
レシーブとリターンの違い。
リターンを難しくしている理由を一つづつ検証しましょう。
1:リターンはストロークと同じと錯覚
ほとんどの方が、リターンはストロークの練習で慣れている、
そう、錯覚しています。
リターンとストロークの差。
テニスに慣れている方は、ストローク感覚でも大丈夫なケースが多いですが、
相手のサービス、切れが良いと、ストローク感覚では振り遅れます。
ストロークは1,2,3の3拍子で大丈夫ですが、
リターンは、1,2の2拍子。その分テイクバックを小さくする必要があります。
リターンはコンパクトに
2:リターンの練習法を知らない
これはリターンをストロークと同じと思っている方は、
分けて練習なんて思いもよりませんよね。
でも上の表でお分かりの様に、違ったショットなのです。
特に1,2の2拍子のリズムでコンパクトに打ちたいですね。
大体ストローク練習自体、ストローカーで打つでしょう。
シングルスならともかく、ダブルス、
さらにサービスのリターンですから、
クロスコートでの練習は必須です。
シングルスのリターン、ダブルスのリターン。
サーバーの位置が違ってきますよね。
当然返す方向も違ってきます。
良いサーバーに試合用の回転、速さのサービスを打ってもらう必要があります。
試合を想定したら、ポイントを意識しましょう。
シングルスならば、リターンのポジションを移動してリターンの準備に張ってください。
ダブルスでしたら、右サイド、左サイド固定でいいですよ。
ダブルスのリターン練習で、考えて欲しい事。
それは相手前衛がいる事をイメージしてください。
基本のクロス打ち。
サーブ&ボレーを想定した、クロスに沈めるリターン。
前衛が動くことを想定して、ストレートアタック。
リターンのロブ。
リターンダッシュ、ここまでシミュレーションできたら最高ですね。
リターン上達のレッスン
リターンのポジション
3:良いサーバーがいない
そうなんです、
これがリターンの練習を難しくしています。
ストロークだと続くけれど、
サービスはフォールトが極端に増える人が多いです。
それでミスが多いから効率が悪くなります。
サービスのミス、
これって試合を考えたら致命的ですよね。
安定したサービス、欲を言えば、
コースを打ち分けるサービスが求められます。
これって、要するにサービス、レシーブの練習が
極端に少ない事を意味します。
サーバー、ポイント、カウントに合わせた、
1stサ-ビス、2ndサービスを打ってくれたら
リターンも良い練習出来ます。
本日の御教訓 リターン名人になろう
躊躇せず
1:タイミングをとる
2:面を合わせる
3:振り抜く
さあ、リターンに自信を持って、試合に臨みましょう。
ダブルスも楽になりますよ。
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最後まで読んでいただいて、有り難うございました。
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