錦織 ガスケ戦 データ分析 数字の面白さ ローマ2016
錦織 ガスケに完勝 苦手意識払拭 ローマ2016 ベスト8へ
ローマ大会、女子に続いて、男子もシードダウンが始まっている。
今年は若者が強い。
土居美咲、シードのL.サフォロバを破り、クオーターファイナルに勝ち上がっている。凄い。
錦織2年連続のベスト8へ。
2015 QFでN.ジョコビッチに敗れた。
ローマで見える、クレーコートの戦い方。
男子シングルスも激戦が続く.
昨日、R.フェデラーが若手のD.ティエムに敗れた。
その前、同じく若手のA.ズベレフは退けたが、世代交代を感じさせる。
伸び盛りの注目の若手。
特にD.ティエムは可能性大。
王者、N.ジョコビッチは第1セット0-6からの逆転劇 ベルッチ
ナダルも、宿敵、キリオスとの打ち合い制する。 これは大きな自信回復になる。
シードダウンでは、S.バブリンカ、
T.ベルディフがD.ゴファンに敗れた。
数字で見る試合 錦織 苦手意識払拭の勝利 ガスケ戦 ローマ2016
試合のデータをいつもまとめて分析している。
客観的に、試合を見つめ、どうすれば勝てるかを知りたいからだ。
もう20年調べている。
テニススクールでは、生徒の試合も、ビデオに撮影、データをまとめて紹介。
喜ばれた。
女子の朝日レディスも妻が出ていた関係でデータを集め、分析した。
この時は女子のダブルス、ミスが少ないので驚いた。
ローマのシード陣、かなりダウンが出ている。
錦織圭◎ 6-1 6-4 ×R.ガスケ
錦織圭は、前週勝ったとはいえ、まだ1勝6敗、苦手意識のあるR.ガスケ。
前週同様、最初のR.ガスケのサービスゲームをブレーク、
そのまま超快調で、4ゲーム連取、R.ガスケに試合を作らせない。
試合のスタッツから多くのことが見える。
錦織圭の前週のR.ガスケ戦よりも、数字が良くなっている。
まず 第1セット 6-1と先行できたこと。
クロスコートラリー、バックハンドの打ち合いからゲームは動いた。
サービスゲームでは、1stサ-ビスの確率はR.ガスケが上だが、錦織圭も十分に高い。
不調の時は50%台が多いから。
セカンドサーブ、確率を下げたが、サービス全体としては良くなっている。
リターンゲーム R.ガスケの1stサ-ビスから攻撃できている。
これは相手に大きなプレッシャーを与える。
だた、逆に2ndサービスは、錦織圭が叩かれている。
これは次のD.ティエムのリターン力を考えたら、修正する必要あり。
安定指数、ウィナーからアンフォーストエラーを引いた数字.
タイプによって、ミスを恐れず、ウィナーを量産する、セレナタイプ。
アンフォーストエラーを抑えて相手のミスを待つ、ナダル、マレータイプ
その中間がN.ジョコビッチ、少しぶれてはいるが、ここを目標にしている、錦織圭タイプがある。
安定指数がプラスなら、試合は負けない。
錦織圭はウィナーで大きく上回っている。攻撃のテニスをしたと言う事だ。
R.フェデラー的な数字になっている。ウィナーが増えれば、アンフォーストエラーも相間的に増えるが、
これを極力抑えられたのが良かった。
ネットポイントで、数も多いし、確率が80%は素晴らしい。
ネットプレーが得意なR.フェデラーでも60%前後が普通。
一般プレーヤーは、ネットプレーに出たら決めなくては、と思う方が多いが、
60%以上で十分。この出ていると言うプレッシャーで相手はミスをするからだ。
R.フェデラーのネットプレー
ただし、R.ガスケにもネットプレーでのポイントを許している。
ここは錦織圭の得意のパッシングショット、僕はもっと余裕でクロスで良いと思う。
錦織圭は無理して、逆を突く、ボディを狙う事が多いが、最近相手位の読まれているからだ。
錦織圭位スウィングスピードが速ければ、クロスでパスは十分に抜ける。
錦織圭のパッシングショット
特筆すべきはブレークポイントコンバージョン、相手のサービスをどれくらいブレークできたか。
この試合、錦織圭は、R.ガスケよりも少ないチャンスで、多くブレーク。
確率も良くなっている、
ポイント総数で58%は圧勝。これで錦織圭のR.ガスケへの苦手意識はなくなった。
ローマのクオーターファイナルでは、R.フェデラーを破った、新進気鋭の若手D.ティエムと当る。
過去は錦織圭が勝っているが。注目の一戦だ。
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