ナダル USオープン2017制覇 ハードコートでも進化
さらなる進化ナダル ハードコートでもKing
この大会絶好調のK.アンダーソンを、軽くかわす。
あれだけのトッププレーヤーがさらに進化する。
プレースタイルを変えるのは勇気がいる事。
コーチのC.モヤの影響が大きい。
C.モヤがコートサーフェイスによってプレースタイルを変える、
バリアブルなプレーヤーだったから。
C.モヤの活躍
Nadal自身を越える。
今年は、去年の怪我から復帰して、トップ10位が目的かと思ったら。
あれよあれよの快進撃。
クレーコートで連勝。
全仏10回目の優勝
ランキングもトップに返り咲いた。
松岡修造が解説していたがNew Nadal
この速いコートサーフェイスではK.アンダーソンが有利、なはずだった。
しかし、今のナダルは違う。
その苦手なコートサーフェイスを逆利用。
早い展開を仕掛けてきた。
今までは守って、守って、相手が我慢が出来ずに、無理に攻めてきたところを
パッシングショット、ウィナーが多かった。
R.ナダルの守備力
それを先に仕掛けるR.ナダルがいた。
セミファイナル、J.D.ポトロ戦で見せた攻撃力
もっとも、K.アンダーソンが強力なサービスから先に展開してくる。
相手の先制を抑える最大の武器は、そう先制攻撃。
サーブ&ボレーの相手と対戦する時に、先に仕掛ける事は良くある。
それをサービスゲームは,サーブアンドボレーを多く仕掛け。
サービスゲーム、サースポーを活かしたサービス。
K.アンダーソンのバックを丁寧に狙う。
カウンターを避ける狙いだ。
リターンゲームでは、K.アンダーソンがセカンドサーブで苦しんでいるのを見るや、
反転、攻撃に出る。
アプローチショットから仕上げにボレー。
このボレーが良く決まる。
ほとんど、ノーマンズランドにウィナー。
アプローチショットで相手をコートの外に追い出し、オープンコートを作っている。
オープンコート作りの見本のようなものだ。
ネットポイントで100%、これはR.フェデラーでも無理な数字。
勝利の法則 テニスは試合の流れをつかむこと。
R.ナダルのリターンポジションの変幻自在。まさに住所不定。
ラインズマンの近くまでぎりぎりに下がっていると思えば、
スルスルと前に出て来る。
R.ナダルのリターン
2ndサービスに対して、前に出るかと思えば、後ろでストローク。
まさに変幻自在。
K.アンダーソンはやりにくかったに違いない。
ゾーンの戦い R.ナダル R.フェデラーとの対比が良く分かる。
K.アンダーソンは今回のUSオープン、1試合当たり、20本以上のサービスエースを打っている。
しかしこの試合、1stサ-ビスが入らず、サービスエースも少なく、
出始めが遅かった。
ナダルのプレッシャーがあったのだろう。
第1セット、R.ナダルの出だしは悪かった。
いつもは70%を越える、1stサ-ビスの確率が低く、試合を作れていない。
しかしK.アンダーソン、決勝の緊張感からか、動きが悪い。
挑戦者らしい思い切りが無かった。
これがR.ナダルの調子を戻させてしまった。
ナダルの凄さ。
ラリーをしながら一本、一本のショットに目的、意図がある。
じわじわ追い詰め、オープンコートを作っていく。
ナダルのストローク進化
プロペラスウィングはトッププレーヤーでは常識
相手のチャンスボールでも、きちんと読んで、反応する。
K.アンダーソンが打ちたいところに動き出している。
だからK.アンダーソンはもっと厳しい所へ打とうとして、ミスを。
ナダルの素晴らしい処。フットワークに尽きるのだが、
自身がウィナーを打っても、さらに、相手が返したら、を想定して、動いている。
これは錦織選手に見習って欲しい処。
この動きの余裕が素晴らしい。
ナダルの強さ、フットワークと予測
R.ナダルのフットワーク強靭な体力
思い出すのはN.ジョコビッチとの5時間越の死闘、全豪。
1:新しい
戦術にトライ
2:戦術の
幅を広げる
3:努力が
楽しい
練習が
大好き
試合のスタッツ。
ナダルの強さ
進化が
良く見える
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